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物流業界の未来のために。20年以上にわたって深めてきたお客様との信頼関係をもとに、次々とダイナミックな挑戦を重ねていく。

この記事では、トラボックス株式会社・ビジネス開発部・セールスグループについて紹介します。

今回、セールスグループのマネージャーを務める杉内伸太郎さんにインタビューを行い、株式会社ビズリーチからトラボックスへジョインしたきっかけや、セールスグループの役割、大切にしている価値観などについて聞きました。


プロフィール

杉内 伸太郎/Sugiuchi Shintaro
2007年に大学卒業後、アメリカへ留学し現地の日系TV放送局でセールスと映像編集に従事。帰国後、外資系企業でセールス、メディアレップにてセールス兼メディアプランナーを経て、2015年1月に株式会社ビズリーチに入社。ビズリーチ事業部やキャリトレ事業部のBtoCマーケティング組織、BtoBマーケティング組織の責任者を経て、グループ経営体制への移行のタイミングで、1人目のマーケターとしてトラボックス株式会社にジョイン。現在はセールスグループのマネージャーとして、セールス、マーケティング、PR、カスタマーサクセスなどを管掌している。


お客様との信頼関係とデータ・テクノロジーを活用する文化のシナジー。

──杉内さんは、2015年1月に株式会社ビズリーチにキャリア入社し、約4年半を通して、ビズリーチ事業部のマーケティング組織をはじめとした様々な経験を積んでこられました。はじめに、ビズリーチで働く中で特に印象に残っていることについて教えてください。

何にでもチャレンジさせてもらえるカルチャーが深く根付いている会社だと思っています。当然、全く見当違いなことはダメですけど、少しでも新しい可能性が生まれる余地があるんだったらやってみようよ、と背中を押してくれるカルチャーを強く感じていました。

また、たくさんチャレンジができることと表裏一体なのですが、失敗を許容してくれるカルチャーもあって。もちろん、なぜ失敗したのかをしっかりと振り返る必要はありますが、失敗そのものが悪いのではなく、それを次のチャレンジに繋げることが大切であるという共通認識があって、そういったカルチャーのおかげで、たくさん打席に立たせてもらい、数多くの成長の機会をいただいたと思っています。

──トラボックスにジョインする前は、もともと物流業界に興味や関心はお持ちでしたか?

正直にいうと、はじめから物流業界に強い関心があったわけではありませんでした。ただ、南(壮一郎)さん(Visional代表)をはじめとしたいろいろな方と話す中で、本気で挑戦する意義のある業界だと思うようになりました。

物流業界の市場規模は非常に大きく、かつ、長年にわたりアナログな要素が多く残っていて、ITの力を通して大きな価値を生み出すことができる余地が大きい。何より、物流は国のインフラなので、自分を含めた多くの人にとって切実なテーマです。そうした社会的意義の大きいテーマにチャレンジしたいと思い、トラボックスにジョインさせていただくことを決めました。

──トラボックスにジョインして、驚いたことや印象深いことなどがあれば教えてください。

トラボックスが20年来にわたって築いてきたお客様との関係性の深さに驚きました。多くのお客様がトラボックスのサービスのファンになってくださっていて、当然、時には厳しいご意見をいただくこともあるのですが、それは「トラボックスだったら、きっと応えてくれるだろう。」という期待の表れでもあると思っています。

また、新しい機能やサービスを検討する上でお客様の業務フローの理解を深める必要がある時に、お客様が「いつでも事務所に来てよ。」と言ってくださって、実際にお邪魔させていただくこともあります。それ以外にも、多くのお客様が率先して私たちがお願いするアンケートに回答してくださいます。そうしたお客様のリアルなお声はとても貴重なもので、事業づくりを進めていく上で、非常に活用させていただいております。

──トラボックスがVisionalにジョインしてから4年半ほど経ちますが、もともとトラボックスが誇っていた強みとVisionalの強みの掛け合わせによるシナジーなどがあれば教えてください。

まず、ビズリーチを含めたVisionalの強みの一つとして、精緻なデータに基づく事業づくりの基盤や型があります。少しずつ時間をかけながらトラボックスにも導入していき、今では当たり前のように、みんなで同じデータや数値を見ながら議論するようになっています。

一方で、データだけを見ていては頭でっかちになってしまい、そうなると「お客様の本質的課題解決」を実現することができなくなってしまいます。先ほどの話に通じますが、ビジネス開発職のメンバーだけでなく、エンジニアやデザイナーも含めてお客様の働く現場にお邪魔して、スピーディーかつ正確に提供価値を磨き込むことができるのがトラボックスの強みであり、20年来の信頼があるからこそできることだと思います。

もちろん、まだまだ完璧ではないことも多いですが、お客様との信頼関係と、データ・テクノロジーを活用する文化のシナジーが、数年を経て、事業づくりにポジティブな影響を生み始めているのではないかと思っています。



職種の違いを越えてあゆみよりながら、一体となってお客様の課題に向き合う。

──杉内さんがマネージャーを務めるセールスグループの役割について教えてください。

セールスグループという名前ではありますが、マーケティングや広報、また、プロダクトによってはカスタマーサクセスなど、とても幅広い役割を少人数で担っています。求荷求車サービスは長い歴史を誇っているので、次第に業務の型が磨き込まれつつあるのですが、一方、直近で提供開始している業務効率化や経営支援サービスは、上流の戦略を含め、まだまだこれから型を作っていかなければいけません。また、これからも新しいサービスや機能が次々と出てくるので、今回、採用を行い、チーム体制を強固にしたいと思っています。

先ほど、マーケや広報にも携わるとお話ししましたが、それだけではなく、例えば、お客様のお声を社内のプロダクト開発メンバーに伝えサービスの改善を図る、いわば、プロダクトマネージャーのような役割も担うことができます。もちろん大変なことも多いですが、自分の意志と努力次第でキャリアの可能性を次々と広げていける環境だと思っています。

また、はじめに私自身の経験として、ビズリーチの挑戦を促すカルチャーについてお話しさせていただきましたが、今のトラボックスにもそうしたカルチャーが色濃いものとしてあります。皆川(拓也)さん(トラボックス株式会社 代表取締役)は、しっかりと本質的な課題を見据えて挑戦する施策であればどんどん背中を押してくれますし、失敗してもPDCAを回しながらまた挑戦しようというカルチャーが根付いています。

私も、チームの仲間には、社歴や役職に関係なくどんどんチャレンジしてほしいし、むしろ、物流業界の目指すべき未来から逆算した上で、「もっとこんなことにもチャレンジすべきだよね。」といった自由な発想をどんどん生み出し、形にしていってほしいと思います。私自身も、たくさん打席に立たせてもらいながら成功も失敗も積んできたので、これからジョインしていただく新しい仲間にもそうした環境を存分に活かしていただきたいです。

──先ほど、プロダクト開発メンバーとの連携の話が出ましたが、職種間の距離の近さについてはいかがでしょうか?

もっと連携を深めていきたいですが、この数年を経て距離がとても近くなってきていると思います。この5月に、トラボックスのバリュー「あゆみよれ。本質はどこだ。最短でかけぬけろ。」を策定したのですが、1つ目の「あゆみよれ。」には、お客様にあゆみよるだけでなく、プロダクト開発メンバーやコーポレートのメンバーを含めた社内の仲間にもあゆみよる、という想いが込められています。

20年以上の歴史を誇る会社ではありますが、組織の規模としてはスタートアップなので、それぞれが誇る強みを各々で発揮しつつも、同時に、職種の違いを越えて一体となってお客様の課題に向き合うことを大切にしています。

──最後に、次のキャリアを検討中の方へメッセージをお願いします。

物流は、国としても非常に重要視している切実なテーマで、これからは、国や他の会社様と一緒に、物流業界の未来を変えていくための取り組みに挑戦する機会が増えていくと思っています。

そうした中で、20年来にわたってお客様と信頼関係を築いてきたトラボックスだからこそ挑戦できることや、提供できる価値はきっと多いはずです。物流業界の未来のために、次々とダイナミックなチャレンジをしていきたいという想いをお持ちの方と、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。


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この記事の執筆担当者

松本 侃士/Matsumoto Tsuyoshi
1991年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2014年、音楽メディア企業に新卒入社し、音楽雑誌・ウェブサイトの編集や、採用などを経験。2018年、株式会社ビズリーチへ編集者として入社。現在は、ビジョナル株式会社の社長室で、Visionalグループ全体の採用マーケティング施策を担当している。


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