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ITによる大きな変革の可能性を感じて、未経験の物流業界へ。トラボックスで挑戦を重ねることで開かれるエンジニアとしてのキャリア。

この記事では、トラボックス株式会社・プロダクト部・プロダクト開発グループについて紹介します。

今回、プロダクト開発グループのマネージャーを務める石田雄一さんにインタビューを行い、トラボックスへジョインしたきっかけや、プロダクト開発グループの役割、大切にしている価値観などについて聞きました。


プロフィール

石田 雄一/Ishida Yuichi
東北大学法学部卒業。りそな銀行にて融資審査業務に従事した後、ワークスアプリケーションズの「テクノロジー養成特待生」制度への応募をきっかけにエンジニアに転身。プロダクトマネージャーとして新規プロダクトの立ち上げとグロースを経験。その後、不動産DXを行うGA technologiesにて、CTOとして上場までの開発組織立ち上げ、および、プロダクト開発をリード。2019年7月、トラボックス株式会社にジョインし、開発組織、および、プロダクトのリビルドに従事。


中長期の観点を持ちながら、物流業界全体に大きなインパクトを与えていくことを目指す。

──はじめに、トラボックスにジョインしたきっかけについて教えてください。

2019年、次のキャリアについて考え始めていたタイミングで、南(壮一郎)さん(Visional代表)とお話をする機会があったんです。その当時はまだVisionalとしてグループ経営体制になる少し前で、僕の中でビズリーチはHR Techの会社というイメージが強かったので、物流Techに挑戦するというお話を聞いた時は驚きました。いろいろお話しさせていただく中で、インターネットの力で世の中の様々な課題を解決していく、世の中の革新を支えていく、という南さんの考えを知り、おもしろいなと思ったのと同時に、とても共感しました。

──当時は、物流業界に対してどのようなイメージを持っていましたか?

それまでは、物流業界、その中でも特に運送の世界にはほとんど関わったことがなかったので、実際にどのような課題があるのかについては具体的に何も分からない状態でした。ただ、僕は、前職の時も未経験で不動産業界に入っていて、新しい業界にチャレンジするのはおもしろそうだなと直感的に思いました。

南さんと話した後に自分でも物流業界について調べてみて、そのマーケットの大きさに驚きました。また、アナログな要素が依然として多く残っていて、ITの力によって新しい価値を生み出すことができる度合いがとても大きいと感じました。これまで、いろいろな業界で、先人たちがITの力で変革を起こし、新しい価値をもたらしてきましたが、Visionalの一員として新しいスタートを切るトラボックスなら、きっと物流業界を大きく変えていくことができるはずだと明確にイメージすることができました。

──実際にジョインしてみて、どのようなことを感じましたか?

まず、トラボックスが20年来にわたって深めてきたお客様との信頼関係があるからこそ挑戦できることがとても多いと感じました。トラボックスのプラットフォームを営業基盤として毎日活用してくださっているお客様が非常に多くて、まずそこに驚きました。そういった関係性があるからこそ、僕たちはお客様の業務や今向き合っている課題を高い解像度で知ることができて、それは事業づくりを進める上でとても大きな武器になります。私自身、実際にお客様の現場にお邪魔させていただいて、どこにどういう課題があるか直接見させてもらったことがあり、多くの学びや気付きを得ることができました。

また、Visionalグループの一員になったことによるメリットもすごく大きいと感じています。例えば、もし独立したスタートアップだったら、一つひとつの判断が、目の前のことを解決する、目先の売り上げを取りにいく方向にいきがちになると思うのですが、トラボックスには、中長期の計画を立てた上で、しっかりと腰を据えて物流という大きな課題に立ち向かっていく基盤があります。物流の課題は非常に大きく複雑で、業界全体にインパクトを与えていくためには時間がかかるのですが、そうした壮大なチャレンジをすることができるのは、まさにトラボックスならではだと思います。

実際、僕は、トラボックスにジョインして約5年が経つのですが、その過程では、いろいろな変遷があって、たくさん失敗もしてきました。ただ、物流業界における課題が明確である以上、必ずブレイクスルーの兆しはあると思っています。トライ&エラーの日々が続きますが、お客様とお話しする中で、次のチャレンジに向けたヒントを得た時は盛り上がりますし、改めて、取り組むべき意義が大きい課題に立ち向かっているという実感が湧いてきます。



物流業界の未来のために、自由に発想しながら新しい挑戦を重ね続けていく。

──石田さんがマネージャーを務めるプロダクト開発グループの役割について教えてください。

その名のとおりプロダクトを開発するチームではあるのですが、それだけではないと考えています。トラボックスのサービスの核はプロダクトで、その意味では、トラボックスの事業を担っているチームであるという自負、私たちが作るプロダクトによってお客様の課題を解決するという気概を持っていなければいけないと思っています。

もちろん、お客様に価値を届けるためには、セールスグループやカスタマーサービスグループとの連携は不可欠です。ただ、僕たち自身も、お客様の課題をしっかりと把握して、社内の仲間たちと同じものを見ながら一緒にソリューションを考えていかなければ、お客様に真の価値を提供することはできないと思っています。

当たり前の話かもしれませんが、リソースが限られている中でお客様の課題を解決するためには、やりすぎてもダメだし、やらなすぎてもダメなんです。10のものを解決する上で、100はいらないし、3じゃ足りない。しっかりと10の解決策を提供できるチームであるためには、お客様のこと、物流業界のこと、ビジネスのことをしっかりと理解していないといけません。セールスグループやカスタマーサービスグループとの連携を通して得られる知見や気付きは非常に多いので、常に連携し、そして学びを深め続ける姿勢をチームとして大切にしています。

──プロダクト開発グループを今まで以上に大きな価値を発揮していける組織へと進化させていくために、どのような方を新しい仲間としてお迎えしたいと考えていますか?

エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーなど、それぞれの職種に共通する話なのですが、自らの守備範囲を固定せずに、課題を解決するためにできることを何でもやる気概をお持ちの方と一緒に働けたら嬉しいです。

お客様の課題に向き合うという軸さえぶれなければ、自由に自らが価値を発揮する領域を広げていけるので、領域を広げながらどんどんチャレンジして新しい経験を積みたいという方にとっては、とてもよい環境だと思います。また、そうした広い視野を持って事業づくりに取り組む経験は、今後、大企業で働くにしてもスタートアップで働くにしても、もしくは独立するにしても、とても貴重な経験になるんじゃないかと思っています。

──最後に、プロダクト開発グループとして、これから挑戦していきたいことについて教えてください。

これまで20年以上にわたって運用している求荷求車サービスを引き続き成長させていくことに加えて、次々と新しいサービスや機能を生み出していかなければいけないと考えています。なので、これからジョインしていただく方には、このトラボックスの環境を活かして、自由に発想しながら、積極的に自らの新しい挑戦の機会をつくり出していってもらいたいです。

これまで長年にわたりトラボックスが築き上げてきたお客様との信頼関係とVisionalのサポートを活かして、物流業界の未来のために何ができるか。ぜひ、一緒に考え、挑戦してもらえたら嬉しいです。


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この記事の執筆担当者

松本 侃士/Matsumoto Tsuyoshi
1991年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2014年、音楽メディア企業に新卒入社し、音楽雑誌・ウェブサイトの編集や、採用などを経験。2018年、株式会社ビズリーチへ編集者として入社。現在は、ビジョナル株式会社の社長室で、Visionalグループ全体の採用マーケティング施策を担当している。


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