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HR分野における日本最大級のラーニングイベント「HR SUCCESS SUMMIT」。第6回の開催に懸ける想いをお伝えします。

この記事では、株式会社ビズリーチが主催するイベント「HR SUCCESS SUMMIT」(以下「HRSS」)について紹介します。

「HRSS」は、採用・人事に携わるビジネスパーソンを対象としたイベントで、日本を代表するリーダーを招く基調講演や、知見豊富なパネリストによるセッション、HR分野の能力開発に繋がるワークショップ、人事や採用の領域における成功事例を讃えるアワード、そして懇親会などが催され、一日を通して採用・人事の最新トレンドを学ぶことができます。

昨年の模様。総勢57名が登壇し、
採用・人事に関する様々なセッションが開催。
満席が相次いだワークショップ会場では、参加者同士の
意見交換や、講師への質問などが活発に行われた。

6回目となる今年は、HR分野における「日本最大級のラーニングイベント」として、7月10日(水)、東京国際フォーラム(ホールE)にて開催します。今回、初の試みとして、公式スポンサーによるエキスパートコンテンツをご用意しています。エキスパートコンテンツは、「人事の学び」というテーマに共感いただいた企業様によるコンテンツで、これらが加わったことによって、コンテンツのラインナップの幅と深さが今まで以上に増しました。

今回、プロジェクト統括の向眞毅さん(トップ写真:右)、プロジェクトメンバーの金子絵美さん(トップ写真:左)にインタビューを行い、昨年までとの変化や各コンテンツに込めた想いについて聞きました。


プロフィール

向 眞毅/Mukai Masaki
早稲田大学卒業後、リードエグジビションジャパン株式会社(現:RXJapan)に入社し、担当展示会のセールス、プロモーション、セミナー企画、アライアンス等の責任者を歴任。在任中に太陽光発電、風力発電、建築分野などの新規コンセプトの展示会を立ち上げ、業界最大級の規模に成長させる。2020年、株式会社ビズリーチに入社。入社以来一貫して、「HR SUCCESS SUMMIT」のPMを務める傍ら、現在はビズリーチ事業部パートナー推進部にてパートナー開拓に従事。

金子 絵美/Kaneko Emi
大学卒業後、大手旅行会社にて海外秘境地域の販売戦略から添乗業務まで一気通貫で従事。2017年、株式会社ビズリーチに入社。ビズリーチ事業部にてベンチャー企業やSMB企業をメインに採用支援を行う。その後、ビジネスマーケティング部へ異動し、既存顧客向けのセミナーやトレーニングを行う。2020年よりトレーニング企画グループにて、社員のカスタマーサクセスに関する教育・研修の企画実施を行った後、現在は「ビズリーチ」をご契約中の企業様へ向けたサービス支援を行っている。


採用・人事の領域で働く方々に、スキルアップ・キャリアアップに繋がる「学び」の機会を届けたい。

──今年で6回目の開催となりますが、これまでと比較した上での今回の「HRSS」の特色などがあれば教えてください。

向:前回は、「学ぶ・つながる・楽しむ」というコンセプトを掲げて、その3つの価値を参加者の皆さんへ提供することにこだわっていました。どちらかというと、いつもビズリーチ社のサービスをご利用いただいている方々へ向けたお客様感謝祭としての意味合いが強く、今回もそうした側面はあるのですが、今年は、3つの中の「学び」にフォーカスを当て、HR業界における「日本最大級のラーニングイベント」として開催します。

──「学び」にフォーカスした理由や背景について教えてください。

向:昨年、AWSさんがラスベガスで主催されているエンジニアを対象とした大規模イベント「AWS re:Invent 2023」に視察に行って、その時に、参加者の方々の学びへの熱量の高さに驚かされました。昼間は各コンテンツに参加して、夜は寝る間を惜しんで参加者同士で情報交換をする、という光景を目の当たりにして、「HRSS」の目指すべき方向性について確信を持ってイメージすることができました。

幸い、現地でAWSさんの方にお話を伺うことができて、彼らが、グローバル規模のラーニングカンファレンスを作ることに対してとても強い想いを持っていることを知りました。我々も、HRという分野における「日本最大級のラーニングイベント」をお客さんと一緒に作っていきたいと思い、そうした想いが、今回の「HRSS」の変化に繋がっています。

──採用・人事の領域で働く方々にとっての学びの重要性について、向さんの考えを教えてください。

向:近年、人的資本経営への注目度が高まっているように、やはりこれからは、採用・人事が今まで以上に経営と密接に関わっていくことになると思いますし、また、そうした時代の変化に合わせて、採用・人事の領域で働く方々は、常に学び、自分自身や会社の在り方をアップデートし続けていく必要が出てきます。

一方で、採用・人事という職種は、取り扱う情報がセンシティブであるが故に、社内の人たち同士ですら知見やスキルの情報交換がしにくく、エンジニアやデザイナー、マーケターのような他の職種と比べて、社内外のスキルアップの機会が少ないといった声を多くの方から伺っていました。実際、ビズリーチ社のお客様の中にも、スキルアップ、そしてその先にあるキャリアアップに関するお悩みをお持ちの方が多く、そうした背景もあり、今回、「HRSS」を学びの場としてアップデートすることになりました。


「学び」の場づくりを通して、日本のHR業界に大きなインパクトを与えていく。

──テーマセッション、ワークショップ、ディスカバリーセッション、WorkTech、また、公式スポンサーによるエキスパートコンテンツをはじめ、多種多様なコンテンツが用意されていますね。

向:来場される方々の課題は様々なので、その分、我々が用意すべきコンテンツの数や種類も多くなります。今回は、全ての参加者に満足していただくことを目指して、コンテンツの幅、深さにこだわりながらラインナップを考えていきました。

──例えば、ワークショップでは、ベーシック~マネジメントまで各種レベルに合わせた全14セッションが用意されています。今回のワークショップに込めた想いについて教えてください。

金子:インプットした知識が業務に紐付かないと学びの意味が薄れてしまうので、今回は、次の日から実践できることにこだわって各コンテンツを設計しています。

例えば、人材要件定義のワークショップでは、はじめに基本となる考え方や進め方をお伝えした後、実際にそのフレームに沿って自社の人材要件を定義していただきます。そしてそれをグループ内の参加者同士で共有し合うことを通して、内省を深め、他の参加者からの学びや気付きを得ていただき、次の日からの業務に活かしてもらいたいと思っています。

また、私たちビズリーチ社が日々様々なお客様と接点を持つ中で得た視点やノウハウも多いので、それらをワークショップの場を通して皆さんに還元したいと考えています。

──今回、初めて用意された公式スポンサーによるエキスパートコンテンツについて詳しく教えてください。

向: 名実ともにHR業界における「日本最大級のラーニングイベント」を目指すためには、イベントの規模だけではなく、コンテンツの質と幅も日本一にするべくこだわり抜いていかなければいけません。とはいえ、HRの世界は非常に広く、奥深いものなので、我々ビズリーチ社単体ではそうしたコンテンツの全てを提供することには限界があります。

そこで今回、採用・人事に携わる方々に学びの機会を届けたいという私たちの想いに共感してくださった各社様に協賛をいただき、それぞれの強みを活かしたコンテンツをご用意いただくことになりました。(詳細は、こちら。)実際に各社様にご用意いただいたコンテンツは非常にクオリティが高く、今回ご協賛いただいた皆様には本当に感謝しています。

──改めて、HR業界における日本一の学びの場をつくっていきたいという深い覚悟が伝わってきます。

向:私自身、イベントづくりのプロとして、イベントをやるからには日本一を目指したいですし、また、ただ単に日本一になるのではなく、しっかりと社会的なインパクトを生み出せるようなイベントにしたいと思っています。将来的には、採用・人事に携わるビジネスパーソン全員が、年に一度、当たり前のように参加するようなイベントにしたいですし、また、参加することで、今後のスキルアップやキャリアアップに繋がる学びと喜びを確実に持ち帰ってもらえるような場にしていきたいです。 

金子:私は、ビズリーチ社でのこれまでの経験を通して、「もっと採用を頑張りたい。」「自社の成長のために、自分自身も成長したい。」という想いをお持ちのお客様とたくさん出会ってきました。一方、世の中的には、採用・人事に携わる方々がスキルアップやキャリアアップに繋がる学びを得られる機会が少ないと思っていたので、このイベントに携われることに大きなやりがいを感じています。そして、向さんが言うように、やるからにはしっかりと世の中にインパクトを生み出したいという想いがあります。だからこそ、まずは今回、参加者の皆さんにしっかりと価値を提供したいですし、今後もこのイベントを成長させていくために頑張りたいと思っています。


昨年の参加者からいただいたコメント

最後に、昨年の「HRSS」にご参加いただいた方からのアンケート回答を一部抜粋して紹介します。

●どのセッションも翌日から自社にとってとても参考になる、大変有意義な時間でした。 それだけでなく、これだけ多くの人事の人たちが集まったということは、 会社を・人事をもっとよくしていこう、という思いが集まった場であるように感じました。 自身にとってかなりのモチベーションアップに繋がりましたし、活力を得ることができました。  次年度以降は同じ会社の人事メンバーも誘って参加したいと思います。(IT・人事)

●コロナが明けてから初めてのオフライン・ワークショップ&講演だったので、とても満足度が高かった。やはりリアルな会場で、生の声を聞くというのは自分の吸収力も違うと感じることができました。(コンサル・人事部)

●1on1のワークショップに参加させてもらいました。自分では理解していたつもりでしたが、つもりだというのが理解できました(笑)。気付きや実践に結びつく内容が満載で充実した時間を過ごせました。 イベントが終わった後でこんなに満ち足りた気持ちになるのは初めてかもしれません。(サービス業・マーケティング)

●大変学びの多い機会となりました。 登壇者の皆様のお話を伺って、まだまだ自分にできることがあるのだとやる気が湧きました。 気付きと発見の連続の、とても有意義な時間でした。(建設コンサルタント・管理部)

●自分も経営者ですが、経営者自身が採用に力を入れていかないといけないと再認識しました。(メーカー・経営者)

●マネージメント職として評価や目標を可視化し部下のエンゲージメントを高めることに繋げていきます。次回は人事部門に声をかけ一緒に参加させたいと思います。貴重な体験を提供いただきありがとうございました(建設業・技術職)

また、同じく、昨年の「HRSS」にご参加いただいた日本航空株式会社の岡本冬美様からのコメントを紹介します。

日本航空株式会社 人財本部 人事部 採用グループ 
岡本冬美 様


昨年お声がけいただき、「HRSS」に初めて参加させていただきました。当時は弊社で業務企画職(総合職)のキャリア採用を本格化させるために新たにキャリア採用チームを立ち上げたばかりの頃で、右も左も分からない状況で苦戦していましたが、「HRSS」にて人財戦略、人的資本経営などについて、初めて他社の考え方を聞く機会となり、改めて自社のキャリア採用の在り方を考えさせられたことで非常に有意義な時間だったと思っております。今年の「HRSS」への参加も楽しみにしています。


イベントへの参加お申し込みは、こちらから。


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この記事の執筆担当者

松本 侃士/Matsumoto Tsuyoshi
1991年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2014年、音楽メディア企業に新卒入社し、音楽雑誌・ウェブサイトの編集や、採用などを経験。2018年、株式会社ビズリーチへ編集者として入社。現在は、ビジョナル株式会社の社長室で、Visionalグループ全体の採用マーケティング施策を担当している。


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