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「Assured」新たなスタートラインへ。アシュアード代表取締役社長 大森厚志の所信表明

All Visional

こんにちは。株式会社アシュアード 代表取締役社長の大森厚志です。

2022年8月1日の組織再編により、クラウドリスク評価「Assured(アシュアード)」は、株式会社アシュアードとして更なる事業拡大を目指してまいります。そしてこの度、私大森が代表取締役社長に就任させていただきました。

今回は、法人化した一つの節目のタイミングで、「Assured」立ち上げの背景や、この事業にかける想い、そして今後目指す未来についてお伝えさせてください。


プロフィール

大森 厚志/Oomori Atsushi
株式会社ビズリーチに新卒入社後、ビズリーチ事業のマーケティング部、事業企画部を経て、地域活性事業、セールステック事業の立ち上げを行う。その後、クラウドリスク評価「Assured(アシュアード)」を企画立案し事業化。事業部長として同事業を牽引した後、2022年8月より株式会社アシュアード 代表取締役社長に就任。


事業立ち上げの背景:社会全体にデジタルの力を届けることで、日本経済を活性化させていきたい

昨今、世の中でDX推進の動きがあるなか、クラウド活用の必要性が叫ばれています。その一方で、クラウドサービスの導入障壁として、セキュリティに関する問題が存在しています。

今後の時代の流れを考えた時に、企業活動におけるクラウド活用は必要不可欠であり、魅力的なサービスも数多く生まれ続けています。それにもかかわらず、総務省のレポートの中に、クラウドサービスを利用しない理由として、「情報漏えいなどのセキュリティ不安」を挙げている企業は約4割に上るという記載(※)があるように、セキュリティ面の不安が企業のクラウドサービス導入を妨げる要因となっています。

※ 参照:総務省「通信利用動向調査(企業編) 令和2年報告書」

また、このセキュリティ面の不安を解消するために、クラウドサービス利用企業・クラウドサービス提供企業の双方が、非常に高いコストを割きながら、「相手を信頼する」「相手から信頼を得る」ためのコミュニケーションを重ねています。こうした課題を解決するために立ち上げたのが、クラウドリスク評価「Assured」です。

この事業を立ち上げた背景としては、Visionalにおける私自身の経験が大きいです。

以前、ビズリーチ事業部の地域活性部門の立ち上げに従事していました。各省庁の皆さまと共に東日本大震災後の復興のため、人材還流のご支援に従事したり、宮崎県などの地域の企業様にプロ人材の採用促進支援を通じ、いかに地域を活性化し、日本を盛り上げていくかというテーマに向き合うなかで、「デジタル活用」がまだまだ一部の地域(企業)でしか進んでいないことを実感してきました。

さらに、その後に携わった「BizHint(ビズヒント)」の立ち上げでも大きな気付きを得ました。人事や経営者の方に対し、企業の生産性向上に寄与する情報やクラウドサービスなどをご紹介するメディアサービスを提供しており、その過程で、世の中には素晴らしいサービスが数多く存在することに改めて気付かされたのです。

こうした経験から、社会全体にデジタルの力を届けていくことで、新たな可能性を次々と生み出すことができるのではないか、そして日本の経済をより活性化させていくことができるのではないかと考えるようになりました。

幸運なことに、Visionalはクラウドサービスを活用する企業であり、同時に「HRMOS」シリーズをはじめ複数のクラウドサービスを提供する企業でもありましたので、「利用」「提供」それぞれの立場で何が起きているのか、リサーチをすることができました。

結果、大きな課題の存在に気が付きました。それは「クラウドサービスの安全性を測るために大きな摩擦が生まれ、デジタル化が阻害されている」ということです。

利用企業の立場では、ただでさえ自社システム以上にリスクを把握し難いうえに、日々新たなサービスが世に生まれ・変わり続けるため、どのようにクラウドサービスの安全性を確認・確保すべきか、非常に頭を悩ませています。

一方で、提供企業の立場では、お客様から三者三様の形で、提供サービスの安全性についての質問が寄せられ、その対応に膨大なコストを要しています。

このように、クラウドサービスの安全性を確認し合い、双方が信頼関係を構築するために、膨大な手間と時間を要しており、クラウドサービス普及の大きな足かせになっていることに気が付きました。

そして、この課題を解決するための方法を模索し続けたことが、「Assured」の事業構想の起案に繋がりました。


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事業の概要:クラウドサービスのセキュリティリスク評価を一元化したデータベース

従来、各社がそれぞれの方法で行っていたクラウドサービスのセキュリティリスク評価を、当社が代わりに実施し、データベースに一元化しご提供しています。

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【クラウドサービス利用企業様への提供価値】

●クラウドサービスの安全な活用をサポート
 ・信頼できるセキュリティリスク評価情報の提供
 ・評価結果に基づく活用のアドバイス
【クラウドサービス事業者様への提供価値】

●お客様との信頼性構築の円滑化をサポート
 ・自社サービスのセキュリティ情報をシステム上に集約
 ・自社サービスの弱点を明らかにし、改善の方策を提示
 ・「Assured」に登録した情報をお客様に対し円滑に開示

領域は変わりますが、提供したい本質的な価値やその背景は、信用調査サービスと重なる点があるように感じています。

信用調査サービスは、独自の調査手法に基づき世の中の企業情報をデータベース化し提供することで、企業間取引時に生じる信用不安を解消し、ビジネスを加速させる役割を担っており、いわば経済活動を行ううえでの基盤とも言える存在です。

信用調査サービスが世に求められ始めた契機は、戦後、会社設立ブームが興り様々な企業が誕生して、取引先を見誤ることのリスクが増大したことです。

私たちが目指すのも、テクノロジーの発達やDXの推進など、外部環境が大きく変わるなかで生まれた、新しいビジネスチャンスを支えるための基盤を提供することにあります。

労働人口が減少し、デジタルの活用・生産性向上が求められるなかで、企業の生産性およびイノベーションに大きく寄与するクラウドサービスが続々と生まれています。一方で、全てが諸手を挙げて利用できるものか?と言えば、残念ながらそうではありません。セキュリティ対策が十分でないサービスは多々存在し、仮にサービス自体が堅牢でも、使い方をひとつ間違うと、自社の重要な情報の漏洩やサービス停止に直結してしまうなどのリスクが潜んでいます。

こうした事態を防ぐため、現状は各企業のセキュリティ担当者様がそれぞれ独自の方法でクラウドサービスに潜むリスクを調査し、リスクマネジメントに取り組まれていますが、サービスが無数に増え続け、かつサービスの状態も変わり続けるなかで、個社の力だけで問題を解決することは非常に難しいと感じています。

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そこで、信用調査サービス同様に、我々がクラウドサービスに潜むセキュリティリスクを調査し、データベースに一元化させていただくことで、全ての企業のデジタル活用を支え、新しい可能性が、次々と生まれる社会を創ることができたらと考えています。


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今後の展望:インターネットを介して繋がり合う時代において、「Assured」を、相互の信頼関係の構築を円滑にするためのプラットフォームへ

正式リリースから約半年が経ち、名だたる企業様が「Assured」の構想に賛同してくださっています。

【クラウドサービス利用企業様】
クラウドリスク評価「Assured(アシュアード)」をメルカリが導入
プロジェクト管理ツールなど運営のヌーラボが、クラウドリスク評価「Assured」を導入
【クラウドサービス事業者様】
サイボウズが、クラウドリスク評価「Assured」によるセキュリティ情報開示を開始
エンプロイーサクセスプラットフォーム運営のwelldayが、クラウドリスク評価「Assured」を導入
タレントマネジメントシステムなどを運営のサイダスが、クラウドリスク評価「Assured」を導入

「社会全体にデジタルの力を届けたい」という願いから始まりましたが、国内に類似するサービスもなかったことから、サービスをリリースする前は、どれだけの企業様からご期待をいただけるのか不透明な部分も多い状態でした。

ただ、正式リリース以降、大変光栄なことに、クラウドサービス利用企業様・提供企業様共に、様々な企業様から反響をいただいております。このサービスが社会から強く必要とされているという実感が、日に日に強くなっています。

今後の展望としては、インターネットを介して繋がり合う時代において、「Assured」を、相互の信頼関係の構築を円滑にするためのプラットフォームとして成長させ続けていきたいと考えています。

相互の信頼関係の構築が円滑になることで、きっと、各企業のビジネスがドライブされたり、新しいコラボレーションが次々と生まれていくはずで、その結果として、社会の変化は今まで以上に加速していくことになると思います。そしてその先には、今までは想像もできなかったような未来が実現すると信じています。

そのための第一歩として、まずは、クラウドサービスのセキュリティリスク評価情報を一元化するプラットフォームづくりに注力し、デジタル時代の企業経営に必要不可欠なサービスと思っていただけるようなサービスへと磨いて参りたいと考えています。

長くなりましたが、ここまでお目通しいただきありがとうございました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


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