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​​22卒内定者インタビュー。同期の仲間たちと取り組んだ内定者課題について聞きました。

Visionalグループ 人財開発グループの森定です。

Visional Wayの「事業づくりは、仲間づくり」というバリューをもとに、内定式に引き続き、これから新しい仲間となる22卒内定者の皆さんに伴走しています。

その中の1つの施策として、2022年4月入社予定の内定者から希望者を募り、グループワーク形式の内定者課題に取り組んでもらいました。今回はその模様と、約3ヶ月間にわたり課題に取り組んでくれた内定者の声をお届けします。


内定者課題について

・実施背景/目的

内定者の皆さんがこれから社会人、そしてVisionalの一員となる準備として、「仲間=同期との繋がりづくり」、そして「組織/チームで協働しながら成果を出す経験を積んでもらう」という目的の内定者課題を実施しました。

・内定者課題の内容

今回は内定者にとって身近な新卒採用領域において、「2023年卒以降の新卒市場において、未来の仲間となる学生からの応募を促進するためのPR資料作成」という課題にグループで取り組んでいただきました。

・実際に参加者が作成したPR資料

「Visionalの新卒採用におけるPR」という解のない課題ではありますが、参加者の皆さんには、自分たちが選考を受けていた時の経験や思考を改めて洗い出し、ターゲット設定から実際のPR内容まで考えてもらいました。

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最終的には、このようなPR資料をグループ毎に作成し、人財採用部部長の今村さんに向けてプレゼンテーションを行いました。


参加者の声

今回、内定者課題発表会の最終評価で、ピックアップチームとして選ばれた3つのチーム(1・2・4チーム)の代表者にインタビューを行い、内定者課題を通して学んだことなどを聞きました。


プロフィール

飯塚 大智/Iizuka Daichi
千葉大学文学部行動科学コース在籍。教員を目指し宇都宮大学教育学部に入学するも、進路を変えて千葉大学に編入。編入直後から大学発ベンチャー、スタートアップ、NPO、VCの計7社で長期インターンを経験。また、VCの新規事業コンテストでの優勝、ハッカソンでのVRコンテンツ開発など、在学中に様々な領域で活動するなかで事業づくりの面白さを感じる。 課題と向き合い、世の中に大きなインパクトを与える事業を次々と生み出すというVisionalのミッションに共感し、入社を決める。現在はスタートアップ2社でインターンに取り組んでいる。趣味はキックボクシング。
四元 美南/Yotsumoto Minami
慶應義塾大学商学部在籍。学生時代は体育会やサークル、2社のスタートアップでのインターンを経験。インターンを経験するなかで、「若い時から社会や大人との接点を持てるか」が働く人のキャリア観に大きな影響を与えることを実感。学生のキャリア観の醸成をサポートしたいという思いから、Visionalへの入社を決断する。現在は、入社に向けてインターンで経験を積みつつ、美味しいご飯とお酒を頂ける場所を巡っている。
髙橋 幸智/Takahashi Sachi
青山学院大学地球社会共生学部在籍。東日本大震災をきっかけに、中学生の頃から防災研究/活動を行う。大学では防災セミナー企画、半年間のタイ留学、TEDx運営など多様な機会にチャレンジし続けた。経営学のゼミでは防災食に関する事業構想を行う。2020年夏のインターンシップを経て、リスクと人が共生できる社会づくりをしたいという自身の想いを形にできると確信しVisionalへの入社を決める。現在は、キャリア支援NPO団体にて活動している。趣味はアニメ鑑賞、ゲーム、料理。
内田 大暉/Uchida Taiki
筑波大学情報学群情報科学類在籍。中学生の時にソフトウェア開発の魅力を知る。個人開発、休学、スタートアップへの参画、大学の友人との新規プロダクト開発などを経て、2020年、エンジニア向けVisional就業型インターンシップに参加。現在は大学での研究と並行して、Androidアプリエンジニアとしてプロダクト開発に取り組んでいる。
小林 雄香/Kobayashi Yuuka
東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻に在籍。習い事や進路に至るまで幼少期から自分の意思で選択できる環境にあったが、それがいかに恵まれていることかを感じ、人に選択肢を提供できる人間になることを目指している。自分の人生の意思決定者が自分である世界を作るためにVisionalへの入社を決意。現在は、キャリア支援のNPO団体で活動している。


──はじめに、今回、内定者課題への参加を決めた理由について教えてください。

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飯塚:大きな理由としては、同期と協力して同じ課題に取り組むことを通じて、これから一緒に働く仲間の為人(ひととなり)を知るきっかけになると思ったからです。

Visional Wayのバリューの1つに「事業づくりは、仲間づくり」という言葉があるように、Visionalという「仲間」を大切にする人たちが集まる会社で、同期の仲間と一緒に協働する経験は、きっと学べるものが多いはずだと思い参加しました。

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四元:私も、同期になる人たちがどんな人か知りたいと思い参加しました。私自身、これまでビジネスの場でチームでアウトプットを出す経験をあまりしたことがなかったのですが、社会人になったらチームで活動する機会が増えていくはずと思っていたので、グループワークとはどういうものか知りたかったという思いもありました。

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内田:僕は学生時代の研究においては、どちらかというと一人で作業することが多かったので、グループワークに興味がありましたし、また、職種混合でのグループワークだったので、エンジニア職以外の人たちから学べることが多いのではと思い参加しました。

──次に、今回の課題で印象に残っていることはありますか? 1チームから教えてください。

飯塚:全チームが同じテーマに取り組むなかで、「どのように自分たちらしさを出すか」を意識したことです。自分たちの原体験や、それぞれのメンバーがVisionalを選んだ理由をシェアし合うことで、みんなの意見が反映されたアウトプットを出すことに注力しました。

四元:議論を進めるなかで、良い意味で、同じことを話していても、人によって考え方や物事の捉え方が全く違うんだと感じたことが強く印象に残っています。例えば議論の中でも、物事を広く捉える人や、細やかな視点を持つ人など、みんながそれぞれの視点を持っていて、それがうまく組み合わさると良いアウトプットができるんだと感じて、すごく面白かったです。

──2チームはどうですか?

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髙橋:一緒に課題に取り組むチームの仲間のお互いのバックグラウンドや人柄を知っていく過程がとても楽しかったです。

また、2チームは「みんながリーダー」というコンセプトで、全員が同じスタンスで課題に向き合うようにしていました。ミーティングに参加できない人がいた場合はフォローし合ったり、お互いの意見や社員の方のフィードバックを受け止めながら、段々とアウトプットがブラッシュアップされていく過程もとても印象に残っています。

内田:2チームはメンバー同士で最初に自己紹介をしたのですが、全員やってきたことは違えど、一人一人が働くうえで大切にしていることや未来像など確固とした「軸」を持っていて、ベースに共通点があるんだと気付けたことが印象に残っています。

──4チームはいかがでしょうか?

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小林:4チームも、自己開示のためにメンバー全員が幼少期から現在、そして将来についてのスライドを作って発表し合いました。はじめはお互いほぼ知らない状況でしたが、自己開示によってチームビルディングがスムーズにいったことが印象に残っています。

もちろん自己開示だけでは完全にお互いを理解することは難しいですが、その後のコミュニケーションのきっかけを作れたと感じています。

──印象に残っていることに付随してお聞きしますが、アウトプットを出すうえで工夫したことはありますか?

飯塚:1チームは、ターゲット設定を工夫しました。PR資料を作るためにはターゲットを明確にすることが必要ですが、ターゲットをクリアにするためにペルソナを設計していた際に、メンターをしてくださった社員の方から「ペルソナをつくること自体が目的となっているのでは?」というフィードバックを受け、ハッとしました。

それに気付いてから方向転換をして、ペルソナはあえて設定せず、とことん「ターゲット=自分たち自身」に向き合いました。客観的にどうかではなく、自分たちのエピソードを大事にしていこうとチームで話し合い、自分たちの就活の流れに沿って考えました。

小林:4チームは、全員が納得することにすごくこだわりました。最初にアイデアを出した人は1人でも、それに全員が納得したらチームの意見になります。なので全員が納得するまでとことん話し合いました。もちろん、全員が納得することが難しいケースもありましたが、その場合は表面上の意見ではなく、根本の考えを全員で探り、すり合わせていきました。

──改めて、今回の内定者課題を通して学んだこと、気付いたことを教えてください。

小林:チームでアウトプットを出すことの難しさに改めて気付きました。これまで異なる経験をしてきた内定者同士の間には共通言語がないからこそ、自己開示を通して相互理解に努めることが最も重要だと感じました。

四元:私は特に「役割」の重要性を学びました。チームで動く時に、それぞれの捉え方や考え方が違うなかで、はじめは自分がどういう立ち位置を担うことができるのか意識的に考えられていなかったのですが、今回いろいろな強みを持ったメンバーがいたからこそ、自分がチームの中でどのような立ち回りができるのか考えるきっかけになりました。

内田:1点目は、お互いを深く知ることの重要性です。最終発表後に振り返りの時間があって、お互いの良いところや改善できるところをフィードバックし合ったのですが、それをもっと早い段階でできていたら、より改善のスピードは上がったと感じます。

2点目は、議論を突き詰めてアウトプットを作ることももちろん大事ですが、どうしたらいいか分からない状況においては、まずアウトプットを作ってみて改善を繰り返していくというやり方も必要だなと感じました。これはソフトウェア開発にも通じる話で、ソフトウェアでもPR資料でも、何かを生み出す時には共通して使える考え方だと感じています。

髙橋:私はやはり、仲間のことを知れたことが大きかったです。もちろん、これまでのオンライン懇親会でも接点はありましたが、コアな部分までは見られなかったので、今回、深く同期のことを知ったことで、改めて、Visionalで同期の仲間たちと一緒に頑張りたいと感じました。

──今回の内定者課題を通して、改めて22卒はどのような人が多いと感じましたか?

飯塚:社会の課題を自分事として捉えながら、本質的な解決を目指している人、そして、その手段としての事業づくりに想いを持っている人が多いと感じています。だからこそ「新しい可能性を、次々と。」というグループミッションを掲げるVisionalに魅力を感じて集まったのだと思います。

髙橋:個人として実現したいビジョンや目指すべき姿がはっきりしていて、その実現のためにVisionalを選んだという芯が強い人たちが多いと思います。

そしてもう一つは、とにかく多様な仲間が集まっています。Visional Wayの中に「事業づくりは、仲間づくり」というバリューがあるように、価値観、考え方が違う仲間たちと一緒に協働するからこそ、事業が面白いものになっていくのだとイメージできました。

──最後に、Visionalで仲間たちと一緒に働くうえでの意気込みを教えてください。

飯塚:将来的に、自分たちの手で一から事業づくりをしたいです。そのために、目の前のお客様の課題に丁寧に向き合い、自分が価値貢献できる領域を広げていきたいです。

また、挑戦の機会を掴み取るために、どんどん自分の考えや意見を発言し続けることも重要だと思うので、今の熱い気持ちを忘れずに、同期と共に一歩一歩進めていけたらと思います。

四元:私はいつか、自分自身がマーケットの当事者だった新卒事業に携わりたいと思っています。そのためにも、一緒に働く仲間たちから学び、変わりながら、成長を続けていきたいです。

髙橋:ビズリーチが掲げている「キャリアインフラ」になるという構想にとても共感しているので、その実現に携わりたいです。

また、Visionalは挑戦の機会が多い環境だと思うので、とにかく何事にも積極的に巻き込まれにいって、様々な考え方に触れ、多くの経験を積んでいきたいと思っています。

内田:僕はエンジニア職として入社しますが、入社後も、ビジネス職やデザイナー職の仲間をはじめ、職種を越えてどんどんコラボレーションして事業づくりを推進できるような人になりたいです。

小林:私は入社後も自分の強い部分を磨き、弱い部分を克服しつつ、学び続ける姿勢を大切にしながら、とにかく全力で目の前のことにコミットしていきたいです。


最後に

この3ヶ月間、参加者の皆さんは全力で自分たちと、そして課題と向き合ってくれました。入社後は、今回の課題よりも何倍も大きな課題が待ち構えていて、楽しいことだけではなく、タフな局面で踏ん張って乗り越えていかなければいけない場面も数多くあるかもしれません。

そんな時こそ、同期の仲間、そして入社後に出会う仲間たちと支え合って、自分たちらしく全力で前に進んでほしいなと思いますし、内定者課題がそのきっかけになっていたらとても嬉しく思います。

Visionalグループ一同、皆さんの入社を心より楽しみにしております。


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この記事の執筆担当者

森定 郁実/Morisada Ikumi
1993年生まれ。大阪大学外国語学部タイ語専攻卒業。2017年に新卒で株式会社ビズリーチに入社。ビズリーチ事業において中小ベンチャー企業への新規開拓営業、大手企業への採用支援を経験した後、現在は、人事本部人財組織開発室にて社内研修の企画・運営を担当している。


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