Visional創業ノンフィクション『突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡』のご紹介。
こんにちは。Visionalグループ PR/コミュニケーション担当の本田です。
この度、2021年6月30日に、ビジネス・ノンフィクションライターの蛯谷敏氏が執筆した書籍『突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡』がダイヤモンド社より出版されました。
本書は、ビズリーチ創業から、Visionalとして東証マザーズの上場に至る2021年現在までの12年間の歩みについて、そして、創業者である南壮一郎が、そして私たちVisionalが学んできた「問い続ける」力について客観的視点で描かれています。
著者は、元日経ビジネスDigital編集長で、ビジネス・ノンフィクションライターの蛯谷さんです。蛯谷さんは、『爆速経営 新生ヤフーの500日』(日経BP)も執筆されている方で、これまで多くのスタートアップ企業や、これからの時代における働き方、社会課題の解決などをテーマに取材を続けていらっしゃるジャーナリストです。
南とは長年親交があり、南を「スイミー」という愛称(絵本の『スイミー』からとっており、南の幼少期の原体験をよく表している愛称です。詳しい背景は書籍に記されています)で呼ぶほどの親しい友人の一人でもあります。蛯谷さんは、創業時から当社グループの成長を見守り続けてくださっており、今回、長期にわたり、社内外多方面に及ぶ取材を重ね、本書を執筆されました。
■タイトル: 『突き抜けるまで問い続けろ――巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡』 (著:蛯谷 敏)
■出版社:ダイヤモンド社
変わり続け、学び続けた12年間を、一冊の本に。
「グループ経営体制に移行し、Visionalとしての新たな歴史がスタートしたタイミングで、これまでのビズリーチ、そしてVisionalの歴史をまとめられないかーー。」
蛯谷さんとお互いの近況報告をしていた際に、南が口にしたこの一言がきっかけでプロジェクトがスタートしたのは、約1年前のこと。そこから、Visionalグループの中核を担うメンバー約40名に加え、これまで南やVisionalの成長に深く関わってくださった社外の方々、そしてビズリーチ/Visionalの卒業生、合わせて70〜80名に取材を重ねていただいた結果、Visionalの「問い続ける」力にフォーカスし、南の楽天イーグルス時代から、ビズリーチ創業、そしてVisionalとして東証マザーズに上場するまで、10数年の歴史をノンフィクションストーリーとしてまとめていただきました。
創業からの12年間、ビズリーチ、そしてVisionalを支えてくださった、投資家のみなさま、当社グループのサービスをご利用いただいているお客様、一緒に働く仲間たちとその家族、社内外全てのステークホルダーのみなさまのおかげで、2021年4月22日、私たちは東証マザーズに上場し、まだまだスタートラインに立ったところではありますが、公の会社としての一歩を踏み出すことができました。
今度は、志あるスタートアップや、その成長に携わる全てのみなさまに、これまで私たちが経験してきた挫折、苦悩、次々に立ちはだかる壁を、Visionalがどのようにブレイクスルーしてきたのか、これらを赤裸々にお伝えすることで、少しでも新たな気付きを得るきっかけを提供させていただくことができたらと思い、著者の蛯谷さんに、計100時間を超える取材(取材ノートは約10冊、800ページ分にも上るとのこと)を通じて、Visionalの全てを1冊の本にまとめていただきました。
今回この記事を書かせていただいている私は、グループコミュニケーション担当として、蛯谷さんが本書を執筆されるにあたって必要な取材調整などを行い、実際に取材にも同席をさせていただきながら、一緒にVisionalの歴史を辿るができました。
2014年に新卒で株式会社ビズリーチに入社してから7年間、書籍に描かれている出来事や、一社員として見える範囲での会社がぶつかってきた壁を知ってはいましたが、それらの裏にある経営の想いや背景を改めて知ることができ、また、第三者の蛯谷さんから見える景色にはまた違った切り口があり、新たな発見の連続でした。
本記事のタイトルに「創業ノンフィクション」という言葉を用いたとおり、一般的なビジネス書というよりも、一つのドラマを観るような感覚で読み進めていただけるはずです。
【目次のご紹介】
・第一章 巨大スタートアップ上場 変化こそ存続の条件
・第二章 楽天イーグルスの教え 三木谷・島田・小澤という傑人
・第三章 ビズリーチ創業 門外漢だから見えた勝機
・第四章 論理と勝ちグセのある組織をつくる 人の意識に働きかけろ
・第五章 テレビCMの衝撃 突き抜けるまでやり切る
・第六章 ビズリーチの次 挫折こそ進化の源泉
・第七章 グループ経営移行 率いるのではなく支える
・第八章 選ばれる会社の条件 事業は社員との約束
「突き抜けるまで問い続けること。そして変わり続けることーー。」
これは、本書に綴られた言葉の一つです。私たちが大切にしているVisional Wayの中に「変わり続けるために、学び続ける」という言葉があるとおり、変わり続け、学び続けた激動の日々がこの一冊に詰まっています。
ぜひ多くの方にお手にとっていただけると嬉しいです。
また、蛯谷さんに社内外の多くのみなさんに取材を重ねていただいたなかで、本書では紹介しきれなかったエピソードがたくさんあります。後日、その内容の一部を、「ALL VISIONAL」の連載としてお届けする予定ですので、ぜひご覧になってください。
最後になりますが、本書籍の出版にあたりお力添えいただきました全てのみなさまに、改めて、心から感謝申し上げます。
この記事の執筆担当者
本田 沙貴子/Honda Sakiko
青山学院大学 総合文化政策学部卒業後、新卒1期生としてビズリーチに入社。新卒採用担当を経て、新卒事業(ビズリーチ・キャンパス)立ち上げのタイミングで法人営業を経験。その後、広報としてサービスおよびコーポレートPRを担当。2020年2月のグループ経営体制移行後は、ビジョナル株式会社 社長室 グループコミュニケーショングループにて、VisionalのグループPRや、社内外のコミュニケーションに関する様々な取り組みに携わる。
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