脆弱性管理クラウド「yamory」、初のユーザー会を開催しました!
Visionalグループが運営する脆弱性管理クラウド「yamory」では、1月24日に初のユーザー会を開催し、約30名のお客様にお集まりいただきました。当日は、ユーザー企業様のプレゼンテーションの後、懇親会が行われ、その中で「yamory」の新機能「クラウドアセットスキャン機能」もお披露目させていただきました。
この記事では、当日の模様をレポートします。
開催の背景
「yamory」は、2019年8月のローンチから4年半が経ちました。ローンチ翌年からコロナ禍に入ったこともあり、これまでお客様との交流はオンラインがほとんどでした。
また、「yamory」のお客様であるセキュリティ担当者の皆様の中には、「CSIRT(Computer Security Incident Response Team:企業・組織内のセキュリティインシデントに対応する専門的な組織)・PSIRT(Product Security Incident Response Team:自社が提供する製品にまつわるセキュリティインシデントに対応する専門的な組織)などのセキュリティ組織は黎明期であり、セキュリティの具体的な事例があまり出ていない。」「社内に気軽に相談できる人がおらず、迷いながらやっている。」「他社ではどのようなセキュリティ施策や考え方に基づいて対策をしているのか気になる。」といったお悩みを抱えている方が多く、以前から、ユーザー様同士の交流の場のリクエストをいただいていました。
「yamory」をきっかけに、セキュリティに携わる方が集まれる場を提供したい。その場が、会社の垣根を越えた横の繋がりを生み、ユーザー様同士でディスカッションや悩み相談をし合えるものになれば、各社の課題の解決やセキュリティ向上に少しでも寄与できるのではないか。そのような想いで、今回、初のユーザー会を企画しました。
各社のプロダクトセキュリティの取り組みと課題の共有
ユーザー会の前半では、数社の企業様に、自社のプロダクトセキュリティにおける取り組みや課題、お悩みに関して発表いただきました。「yamory」ユーザーでもあるVisionalも発表の時間をいただき、Visionalグループ全体のセキュリティを担うセキュリティ室の薄井が登壇しました。
各社の発表の後は質疑応答タイムへ。「開発サイドへの脆弱性修正依頼はどのように行っているか。」「セキュリティ予算を確保するために経営層にどのように説明しているか。」など、次から次へと質問が飛びました。
懇親会&新機能お披露目!
後半パートは、立食形式での懇親会。「yamory」に関することだけでなく、各社がそれぞれ向き合っている課題や抱えているお悩み、それに対する対応などについて、ユーザー様同士の会話がとても盛り上がっていました。
また、懇談会の中で、当日リリースされた「yamory」の新機能「クラウドアセットスキャン機能」のお披露目をさせていただきました。
β版をご利用いただいた企業様からは、「AWSアカウント連携だけで、アプリライブラリ・ホスト・コンテナの脆弱性、ソフトウェア情報が全て収集できるのは非常に楽。」「運用負荷が軽減される。」といった感想をお話しいただきました。
今回のユーザー会のお土産として、オリジナルサウナハットをご用意! 「yamory」で、”身体”も”システム”も整えていただきたい、という想いを込めて制作しました。ぜひ、サ活を楽しんでいただけたらと思います!
最後に
「yamory」初のユーザー会は、お客様のご協力もあり、大盛況の内に終えることができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ユーザー会の運営には、yamory事業部のビジネス開発職メンバーだけではなく、普段お客様と直接的に接する機会の少ないプロダクト職のエンジニア、デザイナーなども関わっています。お客様同士の交流はもちろんのこと、yamory事業部のメンバーもお客様と直接お話しすることができ、今後の事業づくりに繋がる貴重な時間になりました。
今後も、日頃の商談の場はもちろん、今回のような交流の場を通して皆様の生の声を聞きながら、「お客様の本質的課題解決」に努めていきたいと考えています。そして皆様とともに、安心してテクノロジーを活用できる世界の実現を目指して、より良いサービスをつくり続けていきます。
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