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『LIFE SHIFT』や『WORK SHIFT』の著者 リンダ・グラットン教授と、代表の南による意見交換が実現しました。

先日、英国ロンドンのビジネススクール・London Business School(ロンドン・ビジネススクール 、以下「LBS」)にて、LBS教授のリンダ・グラットン氏と代表の南の意見交換が実現しました。今回は、その模様ををご紹介します。

※本記事は、2018年10月17日に、前身ブログ「Reach One」で公開したものを、一部編集した上で転載したものです。


プロフィール

リンダ・グラットン/Lynda Gratton
ロンドン・ビジネススクール教授。人材論、組織論の世界的権威。2011年には、経営学界のアカデミー賞とも称される「Thinkers50」ランキングのトップ12に選ばれている。 フィナシャルタイムズ紙では「今後10年で未来に最もインパクトを与えるビジネス理論家」と賞され、著書『WORK SHIFT』は、2013年に日本でビジネス書大賞を受賞。2016年に発売されたアンドリュー・スコット氏との共著『LIFE SHIFT』もベストセラーとなっている。


今回の意見交換は、2018年10月現在、ロンドンで育児休業中の当社社員の豊田さんがきっかけを作ったことで実現しました。

南からは、主に以下の内容を最初にお話ししました。

・日本における働き方の現状と歴史的背景
・ビズリーチ事業を創業する上での課題意識と、引き起こしたかったムーブメント
・欧米と比較して日本での普及が遅れていた「ダイレクトリクルーティング」の日本での広がりと、それによって引き起こされた社会的変化
・当社の各種HR Techサービスや新事業の概要、そして今後目指していく姿

その後、「人生100年時代」における生き方・働き方について、リンダ・グラットン教授と意見交換が行われました。以下、同席していた豊田によるレポートです。

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アカデミーとビジネスというアプローチの違いはあるけれど、描いている未来の方向性は一緒だと感じました。特に、個人の生き方や働き方においては、これからの時代、過去の社会通念にとらわれる必要は全くなく、自らが自身の人生を主体的かつ勇気を持って歩んでいくことで、それが新しい道となり、次の世代にとっての選択肢や可能性を広げるのだと思いました。

意見交換中は終始和やかで、私の娘(1歳4ヶ月)も同席していたのですが、途中で、グラットン教授に抱っこしていただきながら会話を進めるという場面もありました。予定していた1時間をかなりオーバーしてしまうくらい、とても有意義な時間になりました。

その後、LBSの日本人学生の方々が運営するJapan Clubが特別セミナーを開催し、その場で南が講演する機会をいただきました。 急遽開催が決まったにもかかわらず、約30名の学生に参加していただきました。 南からは、ビズリーチを立ち上げた経験を踏まえ、主にアントレプレナーシップについて話をしました。


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こちらも白熱した様子で、講演後には参加者から多くの質問をいただきました。 参加者からは「今、MBAで学んでいるビジネスのフレームワークについて、実際の事業づくりのお話を照らし合わせながら理解を深めることができた。もしまた機会があれば、もっとたくさんのクラスメートにもぜひ聞いて欲しい」という声や、「自分自身も同級生と起業を考えていて、まさに動き始めているところ。僕たちのビジネスはヨーロッパやアメリカでの展開を考えているが、対象とするマーケットにかかわらず、アントレプレナーとしてのマインドや考え方がとても参考になった」など、とてもありがたいコメントをいただきました。

夜は、セミナーを企画してくださったJapan Clubを運営する日本人学生の方々と一緒に会食。こちらも大いに盛り上がり、夜更けまで熱い議論を交わしました。

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改めて、リンダ・グラットン教授、LBSのJapan Clubの皆様、貴重な機会をいただきましてありがとうございました。


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