​​変化と挑戦の連続。デザイナーとして「事業づくり」に向き合い続けた9年間を振り返る。
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​​変化と挑戦の連続。デザイナーとして「事業づくり」に向き合い続けた9年間を振り返る。

今回は、デザイン本部プロダクトデザイン室ビズリーチ事業グループのマネージャーを務める米増佳樹さんに「パーソナルヒストリーインタビュー」を行いました。半生を振り返りながら、米増さんが大切にしている価値観や信条に迫りました。

※本記事内の写真の撮影は、ソーシャルディスタンスを保ちながら、撮影時のみマスクを外して行いました。


プロフィール

米増 佳樹/Yonemasu Yoshiki
2012年、青山学院大学を卒業後、株式会社レアジョブに入社。2013年、株式会社ビズリーチに入社。UIデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、「キャリトレ」、「ビズリーチ・サクシード」など複数の事業立ち上げに携わる。現在は、ビズリーチ事業部にて、チームマネジメント、サービスデザイン、エクスペリエンス設計、プロダクト企画を担当。


無我夢中になれるタイプではないからこそ、誰よりも向き合い続ける。

──はじめに、幼少期や学生時代のお話を聞かせてください。

2人兄弟の長男として生まれました。父は画商で絵画の売買をしています。幼少期はすごく恥ずかしがり屋で、毎日のように「幼稚園に行きたくない」と泣きつくような気弱な子どもだったと両親から聞いています。

その後、運動と音楽が好きになったことで、少しずつそうした性格は変わっていったように思います。3歳からピアノ教室へ通っていたこともあり、小学生になってからは吹奏楽部に入っていました。音楽が好きで、小学校2年生の頃から、毎週「ミュージックステーション」を楽しみにしていましたね。

その頃からずっと音楽が好きで、今では自宅にこれまで集め続けてきた数千枚のレコードを所有しています。もしかしたら、物事に向き合って深掘りし続ける探究心は、世界中の絵画を集めていた画商の父と通じているのかもしれませんね。

──学生時代を振り返ってみて、どのようなタイプの学生だったと考えていますか?

どちらかというと、スポーツにしても勉強にしても、気付いたら時間を忘れて夢中になっているタイプというよりも、ものごとを斜に構えて見ているようなタイプでした。何を勘違いしていたのか、当時はそうしたスタンスがかっこいいと思ってしまっていたんですよね。

マーク・ザッカーバーグやスティーブ・ジョブズなど、とにかくエンジニアリングやものづくりが好きで寝る間も惜しんで開発に熱中し、気が付いたらスーパーエンジニアと呼ばれるようになっていたという人が世の中にはいますよね。自分はそのように無我夢中に熱中できるタイプではなく、そういう人たちには敵わないと思うこともあります。

しかしだからこそ、スポーツにしても勉強にしても、人一倍、継続的に向き合い続ける姿勢を大切にしています。

──どのようなきっかけで、デザイナーを志すようになったのでしょうか?

僕の場合、デザイナーという職業に興味を持ったのは社会人になってからでした。前職でマーケターとして働いていた時、エンジニアやデザイナーと一緒に仕事をする機会が多く、自ら手を動かしてものづくりをする職種に少しずつ興味を持ち始めました。

そして、どんどん盛り上がりを見せているITの世界で、ものづくりをできる人として活躍したいという気持ちが強くなり、ジョブチェンジを考え始めました。

デザイナーを選んだのは、学生時代にDJやストリートダンスの経験があり、いつか、それらのストリート文化に通じるグラフィックアートにも挑戦したいという気持ちを漠然と持っていたからです。

当時はデザインの経験どころか知識すらなく、「グラフィックアート=デザイン」と勘違いしていたほどで、ITの世界でものづくりに挑戦するのであればデザイナー職だ、と直感で決めました。

デザイナーとして挑戦できる場を探していた時に、前職で僕のメンターだった北川至さん(HRMOSプロダクト本部)にビズリーチのピザパーティーに誘っていただきました。2013年の当時はまだ社員数100名に満たないフェーズだったのですが、そこで南(壮一郎)さん(Visionalグループ代表)、(竹内)真さん(ビジョナル株式会社 取締役 CTO)と出会いました。

二人と話すなかで、ビズリーチが掲げていたミッション・バリューや、ものづくりを大切にするカルチャーに強く惹かれました。そして思い切って、その場で真さんに「今は胸を張ってできると言えることはありませんが、事業の成長に貢献できるデザイナーになるために何でもやる覚悟です。」と伝えました。真さんはもう覚えていないかもしれませんが、あの時の直談判が入社のきっかけになったと思っています。


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新規事業立ち上げへの参画を通して、コトに向かう大切さを学ぶ。

──入社してから現在までの変遷について教えてください。

複数の新規事業立ち上げに携わりました。もともと事業立ち上げの経験があったわけではなかったので苦労しましたが、事業づくりの現場でデザイナーとしての経験を一つずつ積み重ねていきました。

──新規事業立ち上げを経験して、どのような学びがありましたか?

コトに向かう大切さを学びました。

2017年、「ビズリーチ・サクシード」の立ち上げに携わり始めていた当時は、UIデザイナーとして独り立ちを終え、UXデザイナーを目指していた時期でした。

約半年ほど、事業部のメンバーに週次で時間をもらってUXデザインの勉強会を開いていました。ただ、仲間たちに貴重な時間を割いて参加してもらっていたにもかかわらず、なかなか事業貢献につながるような成果を出すことができませんでした。

今から振り返ると、当時、思うような成果を出すことができなかったのは、自分のデザイナーとしての力を高めたいという気持ちばかりが先行してしまって、本当の意味で事業づくりに目を向けることができていなかったからだと思います。一緒に働く事業部の仲間から、「デザイナーとしての成長のためには情熱的に動いているように見えるが、それは事業のためになっているの?」と問いかけられたこともありました。

「事業成長に貢献するために、自分は何をすべきか?」と改めて自分に問い直し、まずは目の前の小さな課題を解決していくことから始めました。そうして少しずつ大きな課題に着手していくことで事業の全体像が見えてくるようになり、事業を俯瞰して見ることでより本質的な課題の解決に向かうことができるようになっていきました。

ビズリーチ・サクシード事業を卒業する際には、当時、ビジョナル・インキュベーション株式会社の代表取締役社長を務めていた永田(信)さん(ビジョナル株式会社 取締役)から、「コトに向かうデザイナーに成長したね。」と言ってもらうことができました。そこで初めて自分自身の成長を感じることができました。

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ゴーゴーカレー様公募企画の
日経新聞広告グラフィックデザイン

──その後、米増さんはビズリーチ事業部へ異動されましたね。

はい。大規模サービスならではでの難しさと、同時に大きなやりがいを感じています。また、昨年からは初めてマネジメントも務めさせていただいています。

マネジメントをするうえで意識しているのは、全体最適化と個別最適化を同時に進めることです。チームで実現したいゴールをチーム内で共有する一方で、一人一人のメンバーがそれぞれの目標達成に辿り着くためにどうサポートしていくかを日々問い続けています。

マネージャーとしてはまだまだ半人前で、継続して成果を出し続けられるチームになるように、チームの仲間たちや上司に支えてもらいながら、試行錯誤を重ねています。

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デザインリニューアルを担当した
「ビズリーチ」ヘッドハンター向けプロダクト

──入社して9年、会社が大きく変化するなかで、米増さんのミッションや目指す姿も大きく変わり続けているのですね。これまでの9年間を振り返ってみて、いかがですか?

2021年4月に上場を迎えたタイミングで、南さんとSlackでやり取りをしたことがありました。その時に、2人でこの9年間のことを振り返りって、最後に南さんから感謝の言葉をもらいました。

入社してからの9年間、大きな変化の連続で、辛く大変なこともたくさんありましたが、覚悟をもって継続的に目の前の課題に向き合い、挑戦し続けた日々は、確かな意味のあるものだったと感じられて、グッときましたね。

また、これまでを振り返ってみて、どれだけ大変なことがあってもVisionalグループで働き続けたいと強く思えた理由の一つが、(田中)裕一さん(株式会社ビズリーチ 執行役員 CDO)の存在です。

裕一さんは、経営とデザインを接続させるCDOとして、非常に高いビジネス感覚を持ち合わせているのは間違いないのですが、同時に、デザインに非常に強い思い入れを持つデザイナーでもあります。そして裕一さんは、デザインと出会ったことで自身の人生が変わった経験を持っていて、心からデザインのチカラを信じている方です。

裕一さんは、「志を共にするVisionalの仲間たちとならば、『デザインのアタリマエ』を変えられる。」と強く信じてくれています。僕自身もデザイナーとしてデザインの力を強く信じているからこそ、これからもVisionalで、事業や組織の成長に貢献し続けたいと思っています。

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──最後に、今後Visionalで目指したい姿について教えてください。

どこまでいっても、Visionalグループのミッション「新しい可能性を、次々と。」を体現するデザイナーであり続けたいと思っています。

僕はもともと特定の業界に強い思い入れを持って入社したわけではありませんが、課題解決を通して世の中の革新を支えていくというVisionalグループのミッションに強く共感しています。

何のために働くかは人それぞれだと思いますが、僕はこのミッションに共感しているからこそ、働くことを通してVisionalグループの事業や組織の成長に向き合うことが、自分の人生を豊かにすると思っています。

また言うまでもなく、Visionalグループのミッションを実現するうえでは、仲間の存在が大切となります。助けが必要な時は周りの仲間たちに支えてもらいながら、その分、仲間たちが壁にぶつかった時は自分もたくさんサポートしたいと思っています。これからも、志を共にする仲間たちと一緒に、Visionalで事業づくりを推進し続けていきたいです。

──本日は、ありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました!


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この記事の執筆担当者

森嶋 麻友/Morishima Mayu
静岡県出身。スマートフォンアプリを開発するスタートアップにて、管理部門立ち上げを経験した後に、2017年、株式会社ビズリーチへ入社。採用組織にて、ソーサーグループの立ち上げを経験し、エンジニア採用の母集団形成を担当。現在は、人事本部人財採用部にて、テックブランディングなどを担当している。

撮影:柳田 裕平


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