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各事業部や会社全体の生産性向上を目指す「オフィスサポートセンター」の取り組みを紹介します。

今回は、株式会社ビズリーチのオフィスサポートセンターグループ(以下:OSC)の取り組みについてお伝えします。

OSCは、株式会社ビズリーチに障がい者雇用枠で入社した方が所属する組織です。2018年に全社の生産性向上に寄与するための組織として立ち上がり、「自らも生産性が高い組織であり、ビズリーチ全体の生産性向上に寄与する」というミッションを掲げています。

主に、ビズリーチ事業部やHRMOS事業部をはじめとした自社サービスに関わる業務や、総務・人事といったバックオフィス系の業務など、社内の各部署から依頼を受けた様々な業務を担っています。各部門の事務業務をOSCが担うことで、依頼側が今まで以上にコア業務に注力できるようになります。また、各部署ごとに行うよりも、オフィスサポートセンターに集約して行ったほうが効率的・効果的に進められる業務は多く存在しており、一つの部門の業務で得たノウハウを他部署から依頼された業務に活かして、さらなる効率化を目指すこともできます。

メンバーは、うつ病や発達障害、統合失調症、パニック障害や不安障害など何らかの障がいのある方が在籍しており、それぞれの特性を踏まえた上で、担当スタッフが勤務や業務に支障が出ないよう、マニュアルの整備、業務量やスケジュールの調整、コミュニケーション面でのサポート、時短勤務の配慮などの環境整備を行っています。定着率は90%と高く、メンバーが安心・安定して長く就業できる職場環境づくり、仕事に誇りをもって活躍できる組織づくりを心がけています。

この記事では、これまでの障がい者雇用の経緯や、組織としてのビジョン、ポリシーについてお伝えしつつ、後半では、OSCメンバーの座談会をお届けします。


これまでの障がい者雇用の経緯

事業の成長とともに会社の規模が拡大する中で、2017年頃から、働き方改革や生産性向上を推進していくための様々な検討が始まりました。そして2018年、社内の事務業務を一つの組織で集約していくことで生産性の向上を目指すことをきっかけに、OSCでの障がい者雇用の推進がスタートしました。

最初は、1名のメンバーとともに、人事部門とビズリーチ事業部のカスタマーサービス部門から依頼を受けた業務からスタートしました。依頼を受ける際に「どのような配慮をすればいいのか」「どのようなサポートがあればOSCで業務を遂行できるか」について、依頼部門の方と一緒に相談をしながら、手順を整理しマニュアルを作っていきました。そうすることでOSCでスムーズに業務が対応できるようになり、少しずつ「こんな業務もお任せできるんだ」といった社内での実績や評価を積み上げていくことができました。

現在では30名を超える組織となり、ビズリーチ事業部をはじめとした様々な事業部、部署から100種類近くの業務を対応しています。依頼部門の方から、「OSCがいないと業務が回りません」「皆さんはチームの一員と思っています」と言っていただけるまでになりました。


組織として大事にしていること

OSCのビジョンとして、「障がい者が誇りを持ってプロフェッショナルとして業務に従事している」を掲げています。障がい者雇用のための組織ではなく、一人ひとりのメンバーが業務を通じて成長ややりがいを実感し、自らの可能性を信じて活き活きと働ける組織を目指しています。

一人ひとりが様々な部署の業務を担うため、各部署の取り組みがどう繋がっているのかを深く知ることができたり、今まで経験したことがなかった分野の仕事にもチャレンジできる環境です。そうした過程で、様々な知見を得たり経験を積むことができます。そのためOSCには、「もっと成長したい」「いろいろなことに挑戦していきたい」という想いを持つ仲間たちが多く集まっています。

立ち上げ当初から大事にしている組織ポリシーは、この3点です。

・特別扱いはしない
・安全第一で合理的な配慮を行う
・仕事に対する姿勢を重視する

障がい者雇用枠での就業であっても特別扱いするのではなく、合理的な配慮を行った上で、従業員の一人として業務に従事することを求めています。また障害によって一人ひとりが得意とすること・苦手とすることは異なりますが、成果だけを求める、評価するのではなく、成果に繋げるためのプロセスや、仲間・仕事に対する姿勢も重視しています。このポリシーは、これから組織が変化・成長しても変わらず大事にし続けたいと思っています。


メンバー座談会

記事の後半では、オフィスサポートセンターのメンバー4名の座談会をお届けします。(今回、本人の意向で、名前をイニシャルで記載しています。)

──OSCにジョインして良かったことや仕事のやりがいについて教えてください。

S:まず、ジョインして良かったことは、困りごとや意見を聞いてもらいながら、自分自身のペースで業務レベルを上げていける環境があることです。自分の考えをしっかりと尊重してくれるサポートスタッフの方がいて、また、自分の行った業務がしっかりと場面場面で評価してもらえる点が、仕事のやりがいに繋がると思っております。

N:Sさんのお話に通じますが、入社して1年目に、OSCメンバーのランチ会を私からスタッフの皆さんへ提案した際、すぐに「じゃあこの日にやってみるのはどうでしょう?」と一緒にアイデアを出してくださり、すぐ実施に繋がりました。もちろん、全てを実現できるわけではないですが、何か提案をしたら実現へ向けてどうやったらできるかを一緒に考えてくれます。OSCには、スタッフの方のサポートを受けながら自分の意見や考えを実現していける環境があり、それが業務のやりがいにも繋がっています。

A:Nさんがおっしゃったように、私たちは基本的に必要に応じてスタッフの方のサポートを受けながら業務をしていますが、連携先の部署は多岐にわたります。時に、連携先の部署の方たちから感謝のフィードバックをもらうことがあり、先日は、ビズリーチ事業部のある部署の部長の方が、OSCの朝会に来て直接感謝を伝えてくれました。その感謝の気持ちを受けて、もっと頑張ろうと思いました。

私が担当している業務もそうですが、OSCでは他の部署で対応していたらきっと大きな負荷になっていたであろう様々な業務を担当しています。自分たちの業務を通じて事業部全体、会社全体に貢献できていると感じられる機会が多く、それが私自身のやりがいに繋がっています。

E:働く環境という点で、私も良かったと思うことがあります。OSCでは外部のカウンセリングサービスを利用できて、休日でも50分ほどのカウンセリングを受けることができます。社内ではスタッフの方、社外ではカウンセリングサービス、というように、社内外に相談できる方がいることはありがたいです。

──続いて、働く中で感じた成長実感などがあれば教えてください。

N:私は、先々のことをイメージして仕事を進められるようになったことに成長を感じています。これまでは、自分が行った業務がその先どのようなプロセスを辿るのか、仕事の進み方のイメージがつかないことがありました。現在は、各部署との連携を通して、自分が進める仕事のプロセスを理解した上で主体的に業務を進められるようになりました。言われたことだけやってればいいという受け身の考えもあった入社前と比べて、一歩前進したところだと思います。

A:実は私も、長い間ずっとアサインされたことを頑張るという受け身の姿勢だったんです。ですが、OSCではスタッフの方が「これもやってみませんか?」と声をかけてくれることが多く、そのきっかけを通して初めて自分の新しい可能性に気付くこともあります。性格上、自分から発信することが本当に苦手だったのですが、入社後にそうした挑戦を繰り返してきたことで、ようやく最近「もっとこうしたらいいんじゃないですか?」と自発的に意見を言えるようになりました。そうしたコミュニケーションがとれるようになってきたことは、私の中で一番の成長実感ですね。

E:私もコミュニケーションという点では、成長を感じる部分があります。対面だとまだ難しいこともありますが、Slack上であれば緊張せず、他の部署の方とスムーズに仕事を進められるようになりました。また、入社した当時、スプレッドシートの活用がうまくできなかったのですが、自分でGAS(Google Apps Script)や関数を勉強して、業務の効率化を図ることができました。いろいろな業務を任せていただく中で業務スキルが上がり、それを皆さんに役立てることができた時、自分自身の大きな成長を感じます。

S:私は、自分の業務の範囲が次第に広がり責任が大きくなっていく中で、業務スキルも含めた自分自身の提供価値について考えるようになりました。連携先の部署の皆さんからいただいたフィードバックを活かし、いかに提供する価値を向上させられるか考えながら試行錯誤した結果が、しっかりと評価に繋がってくると、自分の成長を強く感じることができます。

──最後に、これからチャレンジしたいことや今後の目標について聞かせてください。

S:自分の目標は、社内で信頼される組織と自分になることです。これからも、社内の皆さんから「OSCなら安心して業務を任せられるよね」と言ってもらえるような組織でありたいし、また、「Sさんであれば、安心して業務を任せられる」と思ってもらえるような存在でありたいです。そのために、自分自身を成長させ続けたいと思っています。

A:OSCは部署の立ち上がりからもうすぐ丸5年で、私はいつの間にか中堅どころになってきました。目標というほど大きなことは言えないのですが、私はOSCの縁の下の力持ちになりたいなと思ってます。今後、部署の人数が増えていき、組織が大きくなると、今まではなかったような様々なことが起きていくと思います。そうした局面において、チームを引っ張っていくメンバーのそばで、しっかり縁の下の力持ちをしたいと思ってます。

N:たしかに、会社全体の従業員数が右肩上がりの現在、OSCのメンバーは今後も増えていくと思います。そうした中でも、様々な部署のニーズに対して臨機応変に対応できる組織でありたいと思います。


OSCの今後について

今後のOSCの展望として、引き続き、様々な部門と連携しながら全社の生産性向上に貢献しつつ、ゆくゆくは、新しい選択肢の一つとして、より密に各部門と連携を深めるために、OSCの所属にとどまらず多様なキャリアの可能性をつくっていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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この記事の執筆担当者

伊藤 友紀/Ito ​​Yuki
障がい者雇用の人材紹介サービスでの営業、就労移行支援事業所での就労支援・管理者などを経て、2022年1月、株式会社ビズリーチのオフィスサポートセンターグループに企画サポートスタッフとして入社。
<保有資格>社会福祉士/国家資格キャリアコンサルタント/両立支援コーディネーター/障害者職業生活相談員


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