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「ビズリーチ」、ポーター賞を受賞。「競争力カンファレンス2023」の発表内容を紹介します。

この度、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ポーター賞(2023年度)を受賞しました。

ポーター賞(主催:一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略研究専攻)は、独自性がある戦略を実行し、その結果として業界において高い収益性を達成・維持している企業を表彰する賞です。なお、ポーター賞の名称は、競争戦略論と国際競争力研究の第一人者であるハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授に由来しています。

このたび、「ビズリーチ」は、企業の主体的・能動的な採用活動である「ダイレクトリクルーティング」の推進と、企業が即戦力人材を直接スカウトできる採用プラットフォームの構築において、独自性のある戦略と実行が評価され、受賞に至りました。

受賞理由は、こちら。

株式会社ビズリーチは、転職サイト「ビズリーチ」を運営しています。求人サイトは従来、アルバイトが中心で、正社員は第二新卒と呼ばれるような若手を対象にしていました。一方で、即戦力人材の転職は、人材紹介会社が担っていました。ビズリーチは、即戦力市場に新しいサービスで参入しました。同社は、創業当初に、年収1000万円以上レベルの個人を即戦力人材と定義し、登録できる人材層を限定。そのリストを顧客企業に開示し、企業が直接アプローチするダイレクトリクルーティングを可能にしました(ヘッドハンターが同社のサービスを利用することもあります)。

ダイレクトリクルーティングによって企業は、採用コストを大幅に削減し、短期間で採用が可能です。しかし、企業に採用のノウハウも必要です。特に、事業部門が採用活動を行うようになると、現場に採用ノウハウがない事もあります。同社は、採用ノウハウや面接心得など、採用力向上支援を提供、外資系企業、大企業、ベンチャー企業、中堅中小企業、地方企業へと利用が広がっています。

個人は、登録することによって、思わぬ業界における自身へのニーズや、転職市場における自身の価値を知るようになります。

2023年度 ポーター賞受賞企業・事業の発表

2009年の創業以来、サービスをご利用いただいているお客様をはじめとした多くの方々に支えられ、「ビズリーチ」の現在があります。今回、このような素晴らしい賞をいただくことができ、これまでお世話になった全ての皆様に感謝いたします。

12月1日、ポーター賞受賞企業の競争戦略を紹介する「競争力カンファレンス2023」が開催されました。授賞式を実施した他、各社の代表が事業の戦略を紹介しました。当社からは株式会社ビズリーチ代表取締役社長の酒井哲也が参加しました。この記事では、その発表内容について動画と合わせてお伝えします。


ポーター賞受賞企業の競争戦略を紹介する「競争力カンファレンス2023」

まず、一橋ICS特任教授の楠木建氏が、受賞企業4社にトップインタビューを行いました。酒井からは、「ダイレクトリクルーティング」の推進における取り組みや、ビズリーチ事業の独自の提供価値について説明しました。

動画は、こちら。

その他にも、一橋ビジネススクール教授の野間幹晴氏が、「受賞企業の収益率分析」というテーマで、審査基準である投下資本利益率(ROIC)、営業利益率(ROS)の観点で、同業界の他企業様との比較や、「ビズリーチ」の特筆すべき点などについて、分析・解説しています。

動画は、こちら。

その後に開催された「ポーター賞クラブ」では、これまでの受賞企業様が参加される中で授賞式が開催されました。


最後に

ビズリーチは、日本で初めて「ダイレクトリクルーティング」を提唱し、企業が求職者へ直接アプローチできるプラットフォームの提供を2009年に開始しました。当時は、企業が直接スカウトを送って採用を行うことがまだ一般的ではなかった中で、多くの企業様が「ダイレクトリクルーティング」に共感してくださり、また多くのビジネスパーソンの方々がスカウトを通じてキャリアの選択肢を広げることに取り組んでくださいました。この場をお借りして、改めて感謝の気持ちをお伝えさせてください。

私たちは、株式会社ビズリーチのミッション「キャリアに、選択肢と可能性を」のもと、全社一丸となり、世の中に多くの「選択肢と可能性」を提供していけるよう、邁進してまいります。引き続き、よろしくお願いいたします。


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この記事の執筆担当者

寛司 絢子/Hiroshi Ayako
同志社女子大学を卒業後、IT系ニュースメディアで法人営業や広告企画に従事。2013年、株式会社ビズリーチに入社。広報として新規事業の立ち上げ時のPR等に携わる。現在は、社長室・広報グループで各事業のPRを担当。


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