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企業に採用力を。ビズリーチ代表・酒井による「HR SUCCESS SUMMIT 2024」オープニングセッションのレポートをお届けします。

7月10日(水)、日本最大級のHRラーニングイベント「HR SUCCESS SUMMIT 2024」が開催されました。

株式会社ビズリーチが主催する「HR SUCCESS SUMMIT」は、採用・人事に携わるビジネスパーソンを対象としたイベントです。日本を代表するリーダーを招く基調講演や、知見豊富なパネリストによるセッション、HR分野の能力開発に繋がるワークショップ、人事や採用の領域における成功事例を讃えるアワード、そして懇親会などが催され、一日を通して採用・人事の最新トレンドを学ぶことができます。

※「HR SUCCESS SUMMIT 2024」の各コンテンツに込めた想いについて迫ったインタビュー記事は、こちら。

今回は、当日行われた、酒井哲也(株式会社ビズリーチ 代表取締役社長)によるオープニングセッション「HR特化型AIとプロフェッショナルの力で強化する企業の採用力」の講演内容をお届けします。

本講演の前半では、株式会社ビズリーチがお客様の採用力向上を支援するために取り組む2つのテーマ「効率化」と「高度化」についてお伝えしました。また、後半では、人材流動化時代におけるもう一つの視点として、自社の「社内戦力の見える化」と「スキル・経験を踏まえた最適配置」を実現する新サービス「社内版ビズリーチ」について紹介しました。「社内版ビズリーチ」は、「HRMOSタレントマネジメント」の新プランとして提供されるサービスで、リリースは8月上旬を予定しています。

詳細は、こちら。


プロフィール

酒井 哲也/Sakai Tetsuya
株式会社ビズリーチ 代表取締役社長
2003年、慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社日本スポーツビジョンに入社。その後、株式会社リクルートキャリアで営業、事業開発を経て、中途採用領域の営業部門長などを務める。2015年11月、株式会社ビズリーチに入社し、ビズリーチ事業本部長、リクルーティングプラットフォーム統括本部長、取締役副社長などを歴任。2022年7月、株式会社ビズリーチ代表取締役社長に就任。2022年10月、ビジョナル株式会社取締役を兼任。



人事特化型のAIアシスタント「ビズリーチAI」によって、採用の効率化を推進する。

皆様、おはようございます。ビズリーチの酒井です。本日は「HR SUCCESS SUMMIT 2024」にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

まずは、本日(7月10日)より放送が開始されるビズリーチの新CM「社長の本気篇」をご覧ください。

アサヒグループジャパン株式会社
濱田賢司代表取締役社長 兼 CEO篇

JFEスチール株式会社
広瀬政之代表取締役社長篇

第一生命ホールディングス株式会社
菊田徹也代表取締役社長CEO篇

日本電気株式会社 
森田隆之取締役 代表執行役社長 兼 CEO篇

今日から放送させていただくCMでお伝えしたいことは、これだけ大企業の社長も採用に本気だ、ということです。なぜなら、それだけ採用が難しくなっているからです。

100個のポジションがあっても、約7個のポジションしか埋まらない。(参照元:厚生労働省「令和4年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」 有料職業紹介事業の求人数を分母、就職件数を分子とし、774,451÷10,688,440 = 7.2%と計算)こうした採用競争が激化する今の時代において重要なことは、企業が採用力を高めることです。

採用力が高いというのはどのような状態でしょうか。「採用人数の目標を達成している」「効率的かつ効果的な採用を実現している」「採用した人材が活躍している」このように、いろいろな側面があるかと思います。私たちビズリーチが採用力強化のために皆様と一緒に取り組むテーマは、効率化と高度化の2つです。

1つ目のテーマは、効率化です。

私たちビズリーチは、テクノロジーで採用の効率化を支援します。ビズリーチでは、2016年、AI専門組織を組成。2023年には東京大学と一緒に共同研究をスタートし、テクノロジー・AIに投資をしてきました。そしてこのたび、研究成果を集約した統合的なAIである「ビズリーチAI」を皆様に提供します。

「ビズリーチAI」は、人事特化型のAIアシスタントです。人事の効率化を支援する「ビズリーチAI」には、3つの特色があります。1つ目、247万人(スカウト可能会員数/2024年4月末時点)の会員データや30,300社以上の利用実績(累計導入企業数/2024年4月末時点。ヘッドハンターを除く)から得た知見で人事業務を最適化します。2つ目、この場にお集まりいただいている皆様の多くが日々の採用活動の中でご活用いただいている「ビズリーチ」「HRMOS」シリーズに搭載します。そして3つ目、ビズリーチが独自開発したAIによって、情報の正確性を担保し、個人・個社情報を保全します。

私たちは、「ビズリーチAI」によって、求人生成をはじめとした、採用・人事の様々な業務の効率化を支援していきます。

AI×レジュメ作成(特許取得済み)
生成AIを用いてレジュメを自動生成。スカウト受信40%増加することを検証。
・AI×求人登録(開発中)
媒体やATSからAIが求人をインポート。
AI×求人の修正(特許取得済み)
ターゲットや評価に合わせてAIが求人を修正。
・AI×求人の登録(お客様と共同開発中)


高度化する採用・人事業務。プロ・リクルーターの力によって、採用体制の最適化を目指す。

皆様の採用力強化のためにビズリーチが取り組む2つ目のテーマは、高度化です。

今まで採用したことのない新しい職種を採用しなくてはいけない。事業の現場をはじめ、採用活動の関係者がかつてと比べて増えているため、採用活動の統合マネジメントをしなければならない。経営や事業における採用の必要性が大きくなっていく中で、経営から採用に関する今まで以上に詳細なレポートを求められる。このように、採用・人事業務はかつてと比べて大きく高度化しています。このような高度化を受けて、内部リソースだけでは対応が難しくなっている企業が増えています。

ビズリーチが進めるのは、プロ・リクルーターへの投資強化です。先日、私たちビズリーチは、300名以上のプロ・リクルーターを擁するInterRace株式会社を新しい仲間として迎え入れました。私たちは、InterRace株式会社とともに、プロ・リクルーターへの投資強化をしていきます。

本日、代表の桑田から、皆様に挨拶をさせていただきます。



桑田良紀(InterRace株式会社 代表取締役社長)

InterRace株式会社の桑田と申します。我々は今年度からVisionalグループへグループインし、そしてビズリーチとともに、プロ・リクルーターの活用をより進めて皆様の採用の成功に寄与するべく、この度ここに立たせていただいております。

我々は、自分たちのRPO(Recruitment Process Outsourcing)サービスについて、Outsourcing(アウトソーシング)ではなく、Optimization、つまり最適化のためのサービスであると自認しております。

お客様の採用の高度化を叶えるために、まず、採用における課題設定から業務設計をし、業務を切り出します。その切り出した業務と、300名以上のプロ・リクルーターの得意・不得意、これまでの稼働のパフォーマンスなどを可視化したデータベースをもとに、お客様とプロ・リクルーターをマッチングします。また、お客様の採用・人事ご担当者との連携体制をスピーディーに構築しながら、採用体制の最適化を支援します。

先ほど紹介があった「ビズリーチAI」が象徴的なように、採用・人事にまつわるテクノロジーは日々進歩していきます。それらを使いこなすためには、私たち自身が日々進化し続けていかなければいけません。今後もどんどん高度化する採用の課題に対して、我々も皆様と一緒に進化して参りたいと思います。今後とも何卒よろしくお願いいたします。



ビズリーチは、InterRace株式会社とともに、新たなサービス「ビズリーチPRO」を立ち上げます。専任のプロ・リクルーターが、企業の採用力アップを支援します。

特徴は3つ。1つ目、300名以上の中から最適な、そして専任のプロ・リクルーターをアサインします。2つ目、幅広い採用プロセスを代行します。3つ目、「ビズリーチ」「HRMOS」、そして「ビズリーチAI」を徹底活用して進めます。

今回、効率化と高度化というテーマについてお話しさせていただきました。今回ご紹介した「ビズリーチAI」「ビズリーチPRO」を通して、この2つのテーマと向き合いながら、皆様の採用力向上の支援を進めていきます。


即戦力を採用しよう。社内から。新サービス「社内版ビズリーチ」リリース。

もう1つ、ビズリーチの新しいサービスの紹介をさせてください。

即戦力人材がいるのは社外だけではありません。社内にも最適な人材はいます。そうしたテーマを掲げて進めているのが、名付けて「社内版ビズリーチ」。人財活用システム「HRMOSタレントマネジメント」の新サービスです。

「社内にどんな人がいるか分からない」「もっと良い形で最適配置ができるんじゃないか」これまで多くのお客様からこのようなお声をいただいてきました。そこで、社外から即戦力人材を採用できる「ビズリーチ」と同じように、社内から人材を探し最適な人材配置を実現できるのが、この「社内版ビズリーチ」です。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

社内の人材を最適配置するために、「社内版ビズリーチ」で実現できることは大きく3つです。1つ目、社員のポジションの見える化を進めます。2つ目、高度な検索・マッチングを実現します。3つ目、戦略的な人材配置、そして抜擢を進めます。

最初にお話をさせていただいた「ビズリーチAI」は、「社内版ビズリーチ」にも活用しております。ここで、AI活用の3つのポイントについて紹介させてください。

1つ目は、社内レジュメ生成。社員の採用時の経歴、また、入社後から蓄積されている社内の人事データから、必要な情報を自動的に集約し、要約します。5年分の社内の経歴が、たった1分で社内レジュメの下書きに反映されます。ゼロから社内レジュメを作成する手間の大きさを踏まえると、この機能は大きな価値を持つと思っています。

2つ目は、 社内ポジション生成。ポジションタイトルや、現在そのポジションで働いている社員の情報をもとに、自動で求人要件を生成します。大事なことは、先ほど紹介した社内レジュメとマッチングしやすい求人要件を生成できるかどうかです。両者のマッチング精度の向上を、「ビズリーチAI」を活用しながら進めていきます。

3つ目は、タレント検索です。「ビズリーチAI」を活用することで、例えば、「●●さんのような人いない?」「経営企画直下でデータ分析できる人」といった直感的な言葉で、求める人材を社員の中から探すことができるようになります。この検索により、スキル、経験を踏まえた最適なマッチングを実現します。

本日は、「ビズリーチAI」、「ビズリーチPRO」、そして「社内版ビズリーチ」をご紹介させていただきました。冒頭で紹介した新しいCMでもお伝えしたように、人事の皆様だけでなく、社長の皆様も本気で採用に向き合う企業が増えています。採用難度は高まる一方ではありますが、私たちは、皆様のお声やご要望に真摯に向き合いながら、今後も様々な施策を提案させていただきます。私たちは「企業に採用力を。」を使命として掲げながら、これからも皆様と一緒に進化してまいります。


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この記事の執筆担当者

松本 侃士/Matsumoto Tsuyoshi
1991年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2014年、音楽メディア企業に新卒入社し、音楽雑誌・ウェブサイトの編集や、採用などを経験。2018年、株式会社ビズリーチへ編集者として入社。現在は、ビジョナル株式会社の社長室で、Visionalグループ全体の採用マーケティング施策を担当している。


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