「Assured」本格始動。サービス立ち上げメンバーに、事業づくりのリアルを聞きました。
こんにちは。Assured事業部 人事の川添です。
2022年1月25日、Visionalグループの新事業として、クラウドリスク評価「Assured(アシュアード)」を正式リリースしました。
事業概要や今後のビジョンについてまとめた記事は、こちら。
今回は、事業部長の大森厚志さん(トップ写真:右下)、また、共に事業づくりを推進する塚越達哉さん(トップ写真:左下)、田中良太さん(トップ写真:右上)、畠山正隆さん(トップ写真:左上)にインタビューを行ない、Assured事業部にジョインしたきっかけや、この環境でしか味わえない面白さについて聞きました。
プロフィール
社会全体が向き合う大きな課題を解決することで、世の中のDXを加速させていく。
──はじめに、大森さんと共に「Assured」の事業づくりを推進する田中さん、塚越さん、そして、今月ジョインした畠山さんに話を聞いていきたいと思います。まず、田中さんのこれまでの経歴について教えてください。
田中:新卒で、アクセンチュアに入社しまして、約3年間、ITコンサルとして、CRM、BPRのデリバリーを担当しました。その後、ソニーグループのソネットに転職して、約5年間、BPOの一環としてコンタクトセンターの設計やセールス、運営のサポートまで一通り経験しました。また並行して、経営管理室で業績管理の仕事にも携わっていました。
その後、リクルートに転職して、はじめの2年間は新規人材サービスの立ち上げや運用、その後の2年間は、グループ組織再編プロジェクトのプロジェクトマネージャーやPMIの責任者を務めていました。
──Assured事業部にジョインするきっかけは何だったのでしょうか?
田中:最初のきっかけは、大森さんからお声がけをいただいたことでした。リクルートには大きなチャレンジをする機会が多かったので、もともとは転職をするつもりはなかったのですが、話を聞いていくうちに、自分たちでP/Lの責任を持って、チームでゼロから事業をつくっていく機会に魅かれていきました。私のこれまでのキャリアは、どちらかといえば経営企画寄りだったこともあり、フロントで事業づくりにフルコミットしていく働き方に挑戦したいという気持ちが強くなりました。
また恥ずかしながら、当時の私はセキュリティ領域に明るくなく、ユーザーペインを正しく理解していたわけではありませんでしたが、お話を聞いて自分でも調べていくうちに、Assured事業部は、これから先の日本の成長を見据えた時に解決すべき大きな課題に向き合っていることに気付きました。せっかく働くのであれば、そうした課題を解決し、世の中に大きなインパクトを与えられるような仕事がしたいと思い、入社を決めました。
──続いて、塚越さん、これまでの経歴と入社のきっかけを教えてください。
塚越:僕はVisionalで4社目になるのですが、これまで一貫して金融システムに関わる仕事をしてきました。1社目はSIerとして銀行のシステム開発を担当し、その後、2社目の監査法人に転職して、金融機関の業務システムのリスク評価、プロジェクト評価などを手掛けていました。3社目は、金融の事業会社のセキュリティ室で、IT統制やサイバーセキュリティ施策などを担当していました。
入社のきっかけは、田中さんと同じく、大森さんからお声がけをいただいたことでした。「Assured」が解決を目指すセキュリティ領域の課題は、まさに私自身が当事者として感じていたもので、これまで何度も「何とかこの課題を解決したい」と思いつつも、一社だけでは解決できないもどかしさを感じていました。だからこそ、そうした世の中全体が向き合う大きな課題の解決に挑戦できる仕事に興味を持ちました。
また、IT統制やセキュリティの経験が長い私が、それまでの経験をフルに活かしながら、フロントに立って事業づくりを推進していける機会は、なかなかないものだと思いました。今回、大森さんから熱いお声がけをいただき、せっかくの機会なのでこの船に乗ってみたいなと思い、ジョインを決めました。
当時5名前後のチームにジョインすることに不安がなかったといえば嘘になりますが、一方で、「Assured」のビジネスモデルに関して言えば全く不安はありませんでした。この事業が成功すれば、世の中の大きな負を解消することができると確信しています。
──畠山さんは、この2月に正式にジョインしたばかりですが、これまでの経歴について教えてください。
畠山:新卒でベネフィット・ワンに入社して、約12年間、福利厚生事業に携わっていました。はじめの6年間は営業部で、新規営業やお客様のフォロー、代理店の新規開拓などに取り組み、7年目からは、マーケティング組織、インサイドセールス組織の立ち上げや、営業推進、また、基幹システム刷新を目指したDXプロジェクトなど、いろいろな経験を積ませていただきました。
ただ一方で、この先の長いキャリアについて考えた時に、更なる成長を見据えて新しいステージに挑戦したいという想いが生まれ、昨年の4月から次のキャリアを模索していました。そして、これまでの様々な経験を活かせる環境を探していた時に、大森さんからお声がけいただきました。
前職時代に、事業者側としてセキュリティチェックシートに回答するシーンが何回かあったので、この領域における課題や、それを解決した時のインパクトはイメージできました。また、「Assured」のビジネスモデルについても非常に腹落ちしました。
──次のキャリアを模索するうえで、他にもいくつかの選択肢があったかと思いますが、Assured事業部にジョインする後押しとなったポイントなどはありましたか?
畠山:面談や面接の過程で、Assured事業部のメンバーだけではなく、Visionalの経営メンバーをはじめ、いろいろな方とお話しする機会をいただいたのですが、Visionalには「仲間」を重んじるカルチャーが浸透していると感じました。一人だけではなく、仲間を巻き込みながら、共に世の中に大きなインパクトを与えていくような事業をつくっていく。そうしたVisionalの考え方に共感し、入社を決めました。
Assured事業部の仲間たちと、ビズリーチの創業期を再現したい。
──現在のチームの体制や役割分担について教えてください。
大森:大枠の守備範囲は持ちつつも、明確に役割を規定せず、事業の状況に応じて流動的に動ける形を取っています。一人一人がそれまで積み重ねてきた経験をベースに、一部を活かし、一方でその一部を壊しながら、事業の立ち上げのために必要なことに全員で取り組んでいます。
次々と新しいミッションが生まれていきますので、これまでの経験以上に、お客様の本質的な課題に向き合い、それを解決するために個々が学び続けられるかを重視しています。「今、事業の成長を加速させるために何が必要なのか?」「誰が取り組むのがベストなのか?」について、みんなで話し合いながら進めています。
私自身、株式会社ビズリーチに新卒で入社してから、Visional代表の南(壮一郎)やビズリーチ社長の多田(洋祐)を筆頭に、事業のフェーズに応じて自らの役割を変化させ、事業成長にコミットしていくことで、新しい可能性が拓けていく光景を何度も目にしてきました。だからこそ、同じように、個々人が変わり続けることのできる組織風土をAssured事業部においても実現していきたいという想いもあります。
──事業づくりにおいて、意思決定をする機会は非常に多いと思いますが、どのような形で進めることが多いですか?
大森:もちろん、事業責任者として私自身が意思決定を下すシーンはありますが、一方で、私自身は特定領域のプロフェッショナルではないとも自覚しているため、より広い意見を取り入れることができなければ、事業は成長しないと考えています。
そのためにも、創業期から私自身が背中を預けることのできる優秀な仲間を集めることが必要不可欠だと考え、採用活動に注力し続けています。そして現に、心から信頼できる仲間が集まりつつあるので、「このあたりは●●さんに決めてほしい」と任せていく風土が生まれつつあると感じています。
田中:私自身、こうした環境に最初は戸惑ったこともありました。ただ、先ほどの大森さんの話に通じますが、「やれるかやれないか」じゃなく、「やるかやらないか」というマインドが大事であることに気付いてからは、何事にも楽しみながら挑戦できるようになりましたね。
入社前から想像はしていましたが、その想像を超えていくような守備範囲の広さとスピード感があって、今はそうした環境に面白さを感じています。また、自分たちの手で事業をつくっていることを肌で感じることができています。
塚越:私も、このチームの意思決定のスピード感の速さには驚きました。こうしたスピード感が実現できているのは、先ほどの大森さんの話にもあったように、それぞれが責任をもって意志決定できる頼もしいメンバーが集まっているからこそで、こうした仲間たちと一緒にチームとして働けていることが、とても面白いなと感じています。
畠山:私は2月の入社前より、少しづつ業務に関わらせていただいておりましたが、皆さんの話は僕も働くなかで実感として感じています。大森さんは、まだ実現できていないことについて、飾らずに素直に伝えてくれるからこそ、そうした誠実な姿にみんなが惹き付けられているのだと思います。私自身、大森さんやチームの仲間たちの期待にしっかり応えられるようになりたいです。
──これまでAssured事業部で働いてきたなかで印象に残っているエピソードや、改めて気付いたこの事業の面白さについて聞かせてください。
田中:実際に、お客様に新しい価値を提供することができた時に、何よりも大きなやりがいを感じます。まだまだサービスとして走り始めたばかりですが、お客様の課題を解決できているという実感を少しずつ得ることができています。
塚越:田中さんの話にも通じますが、私はもともと実体験としてセキュリティ領域の課題を理解していたので、こうした課題の解決に挑むことができるのは何より面白いと改めて感じます。また、私たちが作るセキュリティの基準が、世の中の新しいスタンダードになっていく、という面白さがあることにも気付きました。
──大森さんは、今のAssured事業部で働くことについて、どのように考えていますか?
大森:新卒入社以降、創業メンバーの南や竹内(真)(ビジョナル株式会社 取締役 CTO)、永田(信)(ビジョナル株式会社 前取締役)らから創業期の話をよく聞いていたこともあり、自然と「ビズリーチの創業期を再現したい」と考えている部分があります。
平均年齢は30歳を超えたばかり、血気盛んな、当時まだ何者でもない人間が「世の中の大きな課題を解決したい」と集まり、立ち上げたのがVisional(ビズリーチ)という会社です。
今のAssured事業部も同様に、30代の課題解決への意欲が溢れる人間を中心に構成されており、ビズリーチの創業期と同様、新しい可能性を生み出すために走り出したばかりのフェーズです。
そのため、自らの成長なくして事業の成長がなく、事業の成長なくして自らの成長もない、自己と事業の成長が非常に強くリンクした組織だと考えています。
──これからも引き続き、事業づくりと並行して、仲間づくりにも取り組んでいくことになると思います。「Assured」は、まだまだ事業立ち上げのフェーズですが、どのような方と一緒に働きたいと考えていますか?
田中:今までやってきたことに囚われずに、「お客様の本質的課題解決」のために必要なことを見極めながら自ら率先して取り組めるような気概をお持ちの方であれば、とても頼もしいです。
また、一人でできることにはどうしても限界があるので、事業を大きく推進していくためには、チームの仲間たちとスクラムを組むことが不可欠となります。だからこそ、チームとして事業づくりにコミットしていただける方と一緒に働けると嬉しいなと思います。
──Visional Wayの中に「事業づくりは、仲間づくり」というバリューがありますが、まさに、「仲間」と共に事業をつくっていくということですよね。
田中:Visionalで働くなかで、Visional Wayのバリューに触れる機会は多いですが、とても共感できる言葉だと思っています。かつ、そうしたバリューが決して形骸化しておらず、働くことを通してそれぞれのバリューを体現する人が、VisionalやAssured事業部には多いと思っています。
大森:こうした僕たちが大切にしているバリューに共感してくださる方が、VisionalやAssured事業部を選んでくださっている、ということかもしれないですね。
──塚越さん、畠山さんは、どのような方と一緒に働きたいと考えていますか?
塚越:セキュリティ領域においては、決められた基準に則って物事を判断することも大切ですが、一方で、立ち上がったばかりのAssured事業部には、まだ唯一の正解や明確な指標がなく、これからつくっていくフェーズです。そうした自由な環境を楽しめる方が、きっと今のAssured事業部にマッチすると思います。
畠山:これまでの皆さんの話にも重なりますが、チームで一緒に働く仲間や、また、お客様のことを大切に想うことができる人と一緒に働きたいと思っています。
──最後に、大森さんからこの記事の読者の方へメッセージをお願いします。
大森:私たちが立ち上げているのは、デジタルが一般化する社会において必要不可欠な「インフラ」を創る事業です。その分、一朝一夕では立ち上がりませんし、根気強く課題解決に向き合い続ける必要がありますが、やりがいに満ちた事業であると胸を張って言えます。
心の底に熱い想いがあり、何か大きく挑戦をしてみてみたいとお考えの方に興味をお持ちいただけるととても嬉しいです。
※「All Visional」では、事業部長の大森厚志さんをはじめとした「Assured」のプロダクト開発を推進するメンバーへのインタビュー記事、および、デザイナー戸谷慧さんのインタビュー記事を合わせて公開中です。
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