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対面での出会いを、変わらずに大切にし続けていく。第79回「トラボックス東京交流会」を開催しました。

こんにちは、物流DXプラットフォーム「トラボックス」を運営するトラボックス株式会社の白石です。

2016年に新卒でトラボックスに入社して以降、お客様相談窓口や新規サービスの立ち上げ、オフラインイベントの運営などを担当してきました。2020年2月にトラボックスがVisionalグループにジョインして以降も、運送会社のみなさまのことを第一に考えながら事業の成長に伴走し続けています。

今回は、11月11日(土)に、全国各地のトラボックス会員の運送会社様にご参加いただいた「トラボックス東京交流会」の様子をお届けするとともに、創業時からグループジョイン以降も大切にし続けている考え方や価値観、そしてVisionalグループに参画してからの新たな挑戦、想いをお伝えできればと思います!


運送会社のリアルな出会いの場「トラボックス交流会」

トラボックスは、オンライン上で運送会社同士を繋ぐ荷物と車のマッチングサイト「求荷求車サービス」を24年にわたり運営しています。運送会社のみなさまは、日常業務の中で、運送会社同士で多くの方と電話、FAX等でやり取りをしており、その一部分を「求荷求車サービス」が担っています。

日頃お世話になっている運送会社同士でも直接顔を合わせられる機会は多くなく、そんな運送会社のみなさまの出会いの場として、さらにはトラボックスとしてもお客様と向き合う施策として、「トラボックス交流会」を毎年全国7ヶ所(東京、大阪、福岡、北海道、愛知、宮城、群馬)で開催しています。

今年は昨年以上にコロナウイルスへの心配なども減り、今回の11月に開催した第79回「トラボックス東京交流会」においては、300名で募集を開始したものの想定以上のお申し込みをいただきました。大変ありがたいことに、当日は350名のみなさまにご参加いただきました!

交流会では、「どんな人が参加しているのか」が少しでも分かりやすくなるように、ご参加いただくみなさまをカメラで投影し紹介しています。

これまでは、ご参加いただくみなさまにステージへ登壇いただきながら会社紹介をしていましたが、今回は参加人数も多く時間も限られているため、初めての試みとしてスタッフが直接テーブルに伺って撮影する形式をとりました。

交流会の運営には、トラボックスのビジネス開発職メンバーだけではなく、プロダクト職のエンジニア、デザイナーなども関わっており、今回は22名のスタッフで運送会社のみなさまを迎えました。

運送会社同士の交流はもちろんのこと、トラボックスのメンバーも多くのお客様と直接お話しすることができ、今後の事業づくりに繋げられるような貴重な時間になったと思います。


Visionalグループに加入してからも変わらないこと、変わったこと

トラボックスは、1999年に創業し、「荷物を運んで欲しい」というニーズと「運ぶ荷物を見つけたい」というニーズをマッチングするプラットフォームとして、20年以上運営し続けてきました。創業以来一貫して大切にし続けている「顧客目線」を軸としながら、「日常業務に合わせたシステムを提供すること」を徹底してきたことで、トラボックスは20年以上かけてお客様からの信頼を培ってきました。

そして、2020年2月にVisionalにジョインし、グループの仲間になりました。「トラボックス交流会」のように、お客様との直接的な交わりを大事にするアナログな要素も残しながら、Visionalグループの強みであるインターネットの力を掛け合わせることで、お客様の課題解決をより力強く推進していくことができると思っています。

現に、Visionalにジョインして以降のこの3年間の中で、「求荷求車サービス」を運送会社のみなさまにとってより使いやすくするために全面リニューアルする、というお客様への影響が非常に大きい変化を実現できたことは、これまでのトラボックスであれば簡単には成しえなかったことのように思います。


物流業界の課題とトラボックスとしてのこれから

今、物流業界は「2024年問題」と言われる大きな壁に直面しています。労働時間が規制され、「会社の売上・利益減少」や「トラックドライバーの収入減少・離職」「荷主側における運賃上昇」といった問題が生じる恐れがあります。トラボックス会員へ行ったアンケート調査でも、約6割の企業が「現時点で2024年問題に対する対策が出来ていない」、さらに約半数の企業は「11%~30%売上の減少を見込んでいる」と回答しました。

これらを受けて、日本のインフラを支える物流業界の大きな危機に対して、トラボックスとしても少しでも寄与できればと考えています。(トラボックスでは、こうした調査結果や専門家インタビューなどを掲載する2024年問題特集ページを公開しています!)

この「2024年問題」やそれ以降の対応として、トラボックスにも変化が問われており、運送会社のみなさまとともに変わっていかなければならないですが、まずは何よりも、大切にし続けてきている「顧客目線」やお客様からの信頼という大きな財産をメンバー全員でこれからも永く残しながら、一歩ずつ着実に、前進していきたいと思います。


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この記事の執筆担当者

白石 絵梨/Shiraishi Eri
専修大学商学部を卒業後、2016年にトラボックス株式会社に新卒入社。食品事業部の業務なども兼任しながら、中核となる「トラボックス」のお客様相談窓口や新規サービスの立ち上げ、オフラインイベントの運営を経験。2020年2月にVisionalにジョインしてからは、新規サービスのカスタマーサクセスなどを経て、現在は、オフラインイベントの企画・運営や広告に携わる業務を担当。


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