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物流業界、そして日本の未来のために。Visionalの仲間たちとともに、壮大な課題の解決に挑む。

この記事では、トラボックス株式会社・プロダクト開発部・プロダクト開発部グループについて紹介します。

今回、岩井友希さんにインタビューを行い、ビズリーチからトラボックスへジョインしたきっかけや、今後の組織づくりについての想いなどについて聞きました。


プロフィール

岩井友希/Iwai Tomoki
SIer、フリーランスを経て、2015年に株式会社ビズリーチへ入社。Web開発、スマートフォン向けネイティブアプリ開発を経て、新規事業領域においてプロダクトリーダーを経験。2020年5月、トラボックス株式会社へ出向し、求荷求車プラットフォームのリニューアルプロジェクトへテックリードとして参画。2021年11月に異動、それから現在に至るまでプロダクト開発をリード。


Visionalの仲間からの手厚いサポートを受けながら、中長期の観点で事業づくりに注力していく。

──トラボックスがVisionalにグループインしたのが2020年2月で、岩井さんは、その少し後の5月に、株式会社ビズリーチからトラボックスへジョインしました。はじめに、トラボックスへジョインしたきっかけについて教えてください。

ある日、スイミー(南壮一郎/Visional代表)に声をかけられて話をする機会があり、「物流業界に大きなインパクトを与えていきたい。」という想いを聞きました。その時に、力を貸してほしいと頼まれたことが、トラボックスへジョインするきっかけになりました。

スイミーの話を聞いて、その後、自分でもいろいろ調べていくうちに、物流業界は市場規模が非常に大きいにもかかわらず、依然としてアナログな要素が数多く残っていて、デジタルトランスフォーメーションの手前のデジタライゼーションにすら至っていない段階であることを知りました。

そして、そうした業界で20年以上にわたって奮闘し続けているのがトラボックスでした。Visionalと手を組むことによってテクノロジーの力を今まで以上に活用することができれば、きっと、物流業界に新たな価値をもたらし、世の中全体に大きなインパクトを与えられるかもしれないと感じました。

──それまでのキャリアの中で、物流業界との接点はあったのでしょうか?

いえ、完全に初めての挑戦でした。そもそも私はエンジニアとして働く上で、業界に対してのこだわりや、逆に壁などは感じないほうの人間だと思います。ビズリーチに入る時も人材業界は初めてでしたが特に壁は感じなかったですし、業界について詳しく知らないからこそ、一般ユーザーの立場に近い客観的な観点でプロダクトを見られることもあると考えていました。トラボックスについても同じですね。

トラボックスにジョインして約4年が経つ中で、物流業界ならではの難しさを様々な場面で感じ、あまりにも登る山が大きすぎて、厳しさを感じる局面は何度もありました。ただ、デジタライゼーション、その先のデジタルトランスフォーメーションを通して、物流業界に大きなインパクトをもたらしていきたい、新しい可能性を追求していきたい、というパッションは、約4年が経った今も変わらずに持ち続けています。

──岩井さんの観点から見たトラボックスの強みについて教えてください。

まず、20年以上にわたって築き上げてきたお客様との信頼関係は、間違いなくトラボックスが誇る強みだと思います。また、エンジニア観点でいうと、Visionalにグループインしたからこそ新しく生まれた強みも大きいと思っています。

まず、パソコンやAWSの環境、その他のツールをはじめ、サービス開発に必要なものは何でも揃います。当たり前のようなことかもしれませんが、これが保証されていることはとても大事なことだと思います。

また、Visionalグループの仲間たちから受けられるサポートの恩恵もとても大きいです。例えば、開発において何か分からないことがあれば、気軽に他の事業部のエンジニアに質問したり、頼ったりすることができます。また、法務や採用をはじめとしたコーポレートの領域、または、セキュリティなどの領域においては、Visionalグループの手厚いサポートを受けることができて、それによって、我々は中長期の観点を持ちながら事業づくりに集中することができます。これはまさに、Visionalならではの環境だと思います。

そして、これはトラボックスの独自性に通じる話ですが、本来、事業づくりにおいては、企画をする、プロダクトを作る、グロースする、というステップを踏んでいくと思いますが、トラボックスは、20年以上の歴史があり既に多くのお客様からの信頼を得ているサービスなので、さらに大きくグロースする、もしくは、新しいことにトライすることに注力できる環境があります。「世の中に大きなインパクトをもたらす事業をつくりたい。」「スピーディーにトライ&エラーを繰り返していきながら経験を積んでいきたい。」という方は、こうした環境を存分に活かしていただけるのではないかと思っています。



スタートアップとしての気概を持ちながら、物流業界の変革を牽引していく。

──トラボックスには、どのような想いを持った人が集まっていると思いますか?

物流業界の中には、「未来のために、物流業界を変革していきたい。」「物流を通して、経済、そして日本の成長を支えていきたい。」「そのために、物流業界の私たちができることは何だろう?」と日々考えられている方たちがとても多くいらっしゃいます。

二人三脚なのか、もしくは、後ろから支援する形なのかは分かりませんが、「前のめりな方々の成長の可能性を引き出し、支え、日本が今まで以上に良い国へと変わっていくために、自分たちは何ができるか。」と考えている人が、トラボックスには集まっていると思います。

近年、国が物流を重要なテーマとして掲げ、世間でも物流の課題が話題になることが増えてきました。トラボックスは、長期にわたって物流業界、そして、一社一社のお客様と本気で向き合い続けてきました。国が物流というテーマに向き合おうとしていることは、トラボックスがこれまでやってきたこと、今やっていることの正しさを証明する一助であると思います。ここからさらに今まで以上の変化・価値を業界にもたらしていきたいと思っています。

──今後に向けて、どのような組織を目指していきたいと考えていますか? 

少し抽象的な話になってしまいますが、今まで以上に事業を成長させていくためには、業界の中、および、トラボックスの組織の中に存在する、現状を維持しようとする力に囚われず、それを破壊し、新しい変化を次々と起こしてくことが不可欠だと思います。

物流業界の中で長きにわたって存在し続けている商習慣を変えていくことは決して簡単なことではないですが、デジタライゼーション、その先のデジタルトランスフォーメーションを牽引していくためには、我々自身が現状維持バイアスに侵食されることなく、お客様に変化を促していかなければいけません。

トラボックスは20年以上の歴史を誇っていますが、一方で、スタートアップとしての気概を持ちながら、スピーディー、かつ、大胆に行動を重ねていくことが大切で、そうしなければ、これから先、大きなブレイクスルーを実現することはできないと思っています。

そのために、役職や役割に縛られることなく、「〜を実現するためには何をしたらいいだろう。」「〜をするために、こういうふうにしてみたらどうだろう?」「未来のために、今こそ、〜をやるべきなのでは。」というように、みんなで考え、意見を出し、話し合い、実行し続けていく組織をつくっていきたいと思っています。

さらに言えば、目指すべき場所は、独りで早く行くのが難しい場所だと思います。物流業界全体の大きな流れを変えるため、組織や会社、そして物流業界の文化そのものを変革していく、そんな遠いゴールを一緒に目指していける方とともに邁進したく思います。


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この記事の執筆担当者

松本 侃士/Matsumoto Tsuyoshi
1991年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2014年、音楽メディア企業に新卒入社し、音楽雑誌・ウェブサイトの編集や、採用などを経験。2018年、株式会社ビズリーチへ編集者として入社。現在は、ビジョナル株式会社の社長室で、Visionalグループ全体の採用マーケティング施策を担当している。


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