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有志の関西オフィス移転プロジェクトメンバーが語る「オフィスづくり」への想い。

2023年4月、株式会社ビズリーチの関西オフィスは、グランフロント大阪に移転しました。この記事では、総務と連携する形でオフィス移転プロジェクトに有志で携わったメンバーの想いや、新しいオフィスで働くメンバー自身の意志を反映させながら取り組んだオフィスづくりのプロセスについてお伝えします。

本記事では、はじめに、2023年7月まで関西オフィス長を務めていた北野良祐さんに、オフィス移転プロジェクトへの想いについてお話を聞きました。続けて、同プロジェクトに参加した有志メンバー4人による座談会を実施して、自ら手を挙げて参加した理由や、オフィスづくりに参加することを通して得た気付きなどを語ってもらいました。


ビズリーチのロゴが目を引くエントランス


関西オフィス移転プロジェクトへの想いや期待

──はじめに、ビズリーチにおける関西オフィスの立ち位置について教えてください。

北野:大前提として、私たち株式会社ビズリーチは、日本の「キャリアインフラ」になるというビジョンの実現を全社でともに目指しています。そうしたビジョンを実現するためには、まずは、関東に次ぐ第二の経済圏である関西でお客様からの信頼を得ていくことが重要なテーマとなります。

このエリアで関西オフィスが大きな成果を出していくことができれば、それが他のエリアにおける認知と信頼の獲得に繋がっていくはずです。その意味で、関西オフィスは、ビズリーチの広域展開における大切な役割を担う組織だと考えています。

──今回、なぜ、有志のメンバーを募りオフィス移転プロジェクトを立ち上げようと考えたのでしょうか。北野さんのオフィスづくりに対する想いを聞かせください。

北野:オフィスの移転は、まさに、私たちの事業が拡大し続けていることを表す象徴的なイベントです。通常、オフィスの移転は、専門性を持つ総務がリードして進めるのが一般的だと思いますが、今回は、関西における事業づくりを推進し続けてきた関西オフィスの仲間たちの意見も反映させたいと考えました。オフィスの移転という事業づくりにおける新しい歴史を刻む貴重な機会を、みんなが自分ごととして取り組む経験にしたかったのです。

そうした想いがあったので、今回のオフィス移転プロジェクトでは、興味がある人に手を挙げてもらって集まった有志のメンバーに、関西オフィスで働く仲間たちみんなを巻き込みながらプロジェクトを推進してもらいました。

以前よりも広くなった執務スペース
ここから関西オフィスの新しい歴史が始まります

今の関西オフィスは、複数の部署(ビズリーチ事業のサービスご利用企業様をご支援する部署、エージェント様をご支援する部署、また、HRMOS事業、事業企画、営業企画、人事、総務など)に所属する仲間が一緒に働いていて、また、新卒で入社した仲間もいればキャリア採用でジョインした仲間もいます。全員で100名弱の仲間がいるので、できる限り部署の垣根を越えて、多くの事業部や属性の仲間の声を集めたいと思っていました。余談ですが、有志として手を挙げてくれた人が、私の想定よりも多くて感動しました。

結果として、会議室の名前や、エントランスのモニター、執務スペースのカフェエリアの配置などに、関西オフィスで働く仲間たちの意見が反映され、みんなの想いをしっかりと形として残すことができました。

今後もここで、仲間たちと新しい歴史を刻みながら、関西における可能性を次々と広げ続けていきたいです。


自分たちのオフィスに込めたそれぞれの想い

続いて、オフィス移転プロジェクトのメンバー4人の座談会をお届けします。今回、プロジェクトのメンバーを代表して、ビズリーチ事業部の内海麻有さん、髙師愛さん、千葉暁さん、HRMOS事業部の佐藤里衣さんに座談会に参加してもらいました。

左上から時計回りに、北野さん、千葉さん
高師さん、佐藤さん、内海さん

──まず、このプロジェクトに参加した理由について教えてください。

佐藤:私は、北野さんが今回のプロジェクトについて関西オフィス内のSlackで発信した直後に手を挙げました。もともと、部署の垣根を越えていろいろな人と話し、社内で繋がりの輪を広げたいという思いがあったので、とても良い機会だと思い参加を決めました。

内海:私は、前職の時に心斎橋のビルからグランフロントへの移転を経験したことがあり、今回の移転に縁を感じてました。前職の時は移転に関わることはなかったのですが、今回はそうした縁を感じていたので、何かしらの形で自分たちのオフィスづくりにコミットしたいと思い手を挙げました。

千葉:自分は入社時から、事業づくりや組織づくりにコミットできるきっかけを見つけたら全てに手を挙げるつもりでいたので、その中の一つとして今回のプロジェクトにも参加しました。

壁には、Visional Wayのバリューが掲示されています

──オフィスづくりに携わる上で、大切にしていたことや意識していたことがあれば教えてください。

内海:今回のプロジェクトは、有志のプロジェクトメンバーだけでなく関西オフィスで働く仲間たちみんなを巻き込みながら進めていったのですが、その際、自分たちが働くオフィスだからこそ、自由な発想でアイデアを出し合える空気を作るように意識しました。新しいオフィスは会議室がたくさんあるのですが、その一つひとつに名前を付ける過程を、関西オフィスのみんなで楽しむことができて良かったと思っています。

髙師:私は、他のメンバーが気を遣って言い出しにくいような要望をあえて出すようにしました。自分たちが働く場所になるので、例えば休憩室などは細部までこだわって要望を出したりしましたね。

千葉:僕は、社内のみんなが「移転プロセスに関わってる」と感じられるように意識しました。例えば、プロジェクトメンバーで新しいオフィスの内見に行った後に、施工中のオフィスの写真をSlackに投稿しました。今回の移転を自分たちごとにできるように、社内の温度感や関心を高めていくための雰囲気づくりにはこだわってきました。

社員同士の交流の場となるフリースペース

──最後に、自分たち自身でオフィスづくりに携わってみて感じたことなどがあれば教えてください。

髙師:みんなで一緒にオフィスづくりのプロセスを体感できたこともあり、移転後は、部署の垣根を越えて話しやすい雰囲気が生まれ、それぞれのメンバーが新しい繋がりをつくりやすくなったと感じます。

内海:たしかに、移転してからオフラインの社内のイベントが多くなり、これまで以上にメンバー同士が繋がりやすくなったと感じます。どれだけリモートワークが進んでも、みんなで集まってお互いの想いや考えを共有し合える場所があることは、働く上での安心に繋がると改めて感じました。

千葉:僕は施工前の内見の際に、「この広いオフィスの座席を埋めたい」「もっと仲間を増やしていきたい」と感じました。オフィスに対する考え方が、「自分が働く場所」から「仲間たちと一緒に新しい歴史をつくっていく場所」へと変わっていったのだと思います。今回の移転のプロジェクトに携わることができたからこそ、今後の関西オフィスの採用や組織について自分ごととして捉えられるようになったことは、僕の中で大きな変化でした。


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この記事の執筆担当者

伊藤 友里/Ito Yuri
大学卒業後、株式会社ワコールに新卒入社。その後、JASDAQ上場の不動産会社、外資系IT企業の広報を担当。東日本大震災後、総合マーケティングコンサルティング会社にて、企業PR・ブランディングのコンサルタントを務め、2020年、株式会社ビズリーチへ入社。現在は、ホールディングス広報として、メディア運営、インターナルコミュニケーション、リスク・クライシスコミュニケーションの業務に従事している。


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