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「BizReach Weekend ~親子でかんがえよう、キャリアとスポーツ~」を開催しました。

2022年2月、株式会社ビズリーチ初のサスティナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」が始動しました。

このプロジェクトは、教育・官公庁・NPO・新産業など、プロ人材の力を必要とする社会貢献性の高い領域を対象に、当社がパートナーと共に、社会の課題解決を通じてより良い未来の実現を目指すプログラムです。本プログラムを通じて、「未来のプロフェッショナル人材の育成」や「未来の新産業創出支援」などに取り組みます。

2022年11月13日(日)、このプロジェクトの一環として、「BizReach Weekend ~親子でかんがえよう、キャリアとスポーツ~」を開催しました。

このイベントは、未来のプロフェッショナル人材の育成のために、子どもたちに「世の中には多くの仕事があること」また「その仕事に就く方法」を、一番身近な大人である親の仕事を知ることを通じて学んでいただくプログラムです。また、コミュニケーションスポーツであるサッカーを通じて、親子のコミュニケーションを深めていただきました。

この記事では、イベント当日の模様をお伝えします。


当日の模様

●第1部

イベントの第1部では、浦和レッズOBで、それぞれ別のキャリアで活躍されている水内猛さん(写真:右)、鈴木啓太さん(写真:中央)をお招きし、ビズリーチ代表取締役社長の酒井(写真:左)も交えて、仕事やキャリアを巡るトークセッションを行いました。

はじめに、鈴木さんから「セカンドキャリアという言葉があるが、『キャリア』は人生そのもので、常に考えないといけないもの。今日は、この場をキャリアのことを考える機会にしてほしい。」というご挨拶をいただきました。その後は、幼少期からどのようにしてプロのサッカー選手になったか、また、鈴木さんの観点から、サッカー選手以外の仕事やキャリアについてお話しいただきました。

水内さんは、「(小さい時に)父親とテレビを見ていた時に、父親がソニーのマイクを作っていることを教えてくれた。その時に初めて親の仕事を知って、とても印象に残っている。」「サッカーを通じていろんな企業・仕事があることを知った。プロになる前にも、読売クラブ、古河電工などいろいろな会社を知るきっかけがあった。」とご自身の経験を交えながらお話しいただきました。

それを受けて、鈴木さんからは、「サッカーの試合を観戦していると、コートにはたくさんの会社の看板がある。看板を見て、『どんな会社があるのか?』『W杯ではどんな国があるのか?』というように、興味があるところから世界を知っていくことが大切。」というお話をいただきました。


第一部のトークセッションの最後に、親子で仕事やキャリアを語るきっかけとして、ビズリーチがオリジナルで作成した「ビズリーチ・お仕事インタビューシート」を紹介しました。

世の中には様々な仕事がありますが、その仕事の「やりがい」や「就き方」を幼少期に知っておくことで、日々の勉強に漠然と取り組むのではなく、未来を見据えて目標に向かって取り組めると考えています。

「ビズリーチ・お仕事インタビューシート」は、子どもが身近な大人である親の仕事の「やりがい」などについて質問していく内容となっています。このシートは、「ビズリーチ」に登録するヘッドハンターの皆さんにお力添えいただきながら(※1)、実際にお客様である企業やプロフェッショナル人材の仕事を理解するためにヒアリングしている内容を子ども向けに作成したものです。大人の参加者の皆さんにも、このシートを、ご自身のキャリアを振り返るきっかけとしていただきたいという思いもありました。

イベント内では、子どもが親に「ビズリーチ・お仕事インタビューシート」の質問をして、それに対して親は、自身が働いている会社が提供しているサービスについて、どのような役割を担っているのか、また、「人を幸せにすること、感謝されるようなことを仕事にしていきたい。」というようにご自身の仕事について話してくださいました。

子どもにも理解できるように話をすることの難しさもあり、また、水内さん・鈴木さんからもインタビューシートに沿って様々な質問があり、会場も盛り上がる時間となりました。お子さんからは、「普段はあまりこんな姿を見ないので、すごいなと思った。」といった反応がありました。


●第2部

第二部では、コミュニケーション促進を目的として、親子で一緒にサッカーをしていただきました。

単純なサッカー教室ではなく、特定のルールのもとで、親子で協力し合ったり競い合うような内容となっており、水内さん、鈴木さんとレッズハートフルクラブのコーチを中心にプログラムを進めていただきました。

参加いただいたお子さん全員がサッカー経験者ではありませんでしたが、それでも、体を動かすだけではなく頭で考えながらサッカーを楽しんでいる姿が多く見られました。また、親の参加者の中には、久々に子どもと一緒に体を動かす方も多く、子どもの成長を見て喜ぶ姿もありました。

最後は、チームに分かれて試合を実施しました。「親と手を繋ぎながら試合を行う」「親と子が対戦する」「元プロのレッズOBと親子が対戦する」など、様々な形の試合を行い、どの試合もとても白熱しました。

試合中に水内さんが点を多く決める姿からは、年齢を重ねても変わらない元プロの凄さを垣間見ることができました。また、鈴木さんが参加者の良いプレーを褒めると、褒められた子どもも大人も嬉しそうな顔をされていたのが印象的でした。


イベントを終えて

最後は、ご参加いただいた皆さんと記念写真(この記事のトップ写真)を撮影しました。お子さんたちが自然とビズリーチポーズをしてくれて、とても感動しました。

こちらで、ご協力いただいたアンケートの回答を抜粋して共有させていただきます。

・子どもたちの将来や未来について、もっと真剣に考えるきっかけとなった。
・息子と一緒になって仕事について考える機会になった。息子自身の夢がたくさんあることに気付けた。
・インタビューシートの質問内容がエグい(笑)ですが、これを分かりやすく自分の子どもに伝えることは自分自身できていなかったので、伝える側としてもとても参考になるツールだった。
・子どものキャリア開発に留まらず、自分自身を見つめ直す良いキッカケになった。
・息子が高学年になってきた最近は、見ることばかりで一緒にボールを蹴る機会が少なくなっていたので、親にとっても良いイベントでした。

アンケートを通して、参加者の皆さんから、ここには載せきれないほど多くのご自身の想いを回答いただきました。

上で抜粋したのは高評価をいただいた内容となっていますが、「子どもにとっては、キャリアという概念が理解しづらかった。」「ワークショップの時間を設けてほしかった。」など、改善すべき点についてもご意見を頂戴しています。

今回のイベントに参加した代表の酒井とも、これからもこういった機会を提供し続けるべきだと話しており、次回以降イベントを実施する際には、今回いただいたお声をもとに改善をしながら進めていきたいと思っています。


最後に

私自身、ビズリーチに転職する際、「自分がやりたいことは何か?」と自問自答する日々がありました。その時に、「小さい頃から大好きだったサッカーに関わりたい。」「日本サッカーを強くしたい。」と書いていました。また、「日本サッカーが強くなるためには、教育が重要になる。」とも書いていたことを強く覚えています。

転職先として、全くサッカーとは関係なさそうなビズリーチを選んだのは、ビジネスパーソンとして独り立ちできる環境があると思ったからです。ビジネスパーソンとしての成長の先に、いずれ、大好きなサッカーに関われる機会も作れるのではないかと考えていました。

結果、ビズリーチという会社で、今回のようなイベントに企画から携われたことに幸せな想いでいっぱいです。引き続き、会員の皆様とそのご家族にまで、ビズリーチだからこそ届けられる価値を提供し続けてまいります。


※1 「ビズリーチ・お仕事インタビューシート」の制作に協力いただいたヘッドハンター様
・松井健治様(株式会社フューチャーリンク)
・黒石誠介様(パーソルキャリア株式会社)
・小山貴裕様(株式会社パソナJOB HUB) 


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この記事の執筆担当者

髙嶋 亮太/Takashima Ryota
大学卒業後、SIerで新規法人営業に従事。2014年11月に株式会社ビズリーチに入社。「ビズリーチ」の営業や、お客様の採用支援業務を経た後、経済産業省の委託事業である福島復興支援事業や官公庁の採用支援業務に携わる。現在は、「みらい投資プロジェクト」などの企画を担当。


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