〜Visionalのチーム経営〜 加速する事業づくりを支える「監査」の役割とは?
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〜Visionalのチーム経営〜 加速する事業づくりを支える「監査」の役割とは?

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Visionalの経営は、多様なキャリアと豊富な経験を持つメンバーたちによって支えられています。「Visionalのチーム経営」をテーマとして掲げた今回の記事では、それぞれの強みを発揮しながら、ともにグループミッション「新しい可能性を、次々と。」の実現を目指す仲間たちを紹介していきます。

今回は、Visionalの経営において、守り、支える役割でありながら、同時に、各事業を加速させるための監査を実践する島理恵さん(ビジョナル株式会社 内部監査室 室長/トップ写真:右)と播磨奈央子さん(ビジョナル株式会社 社外取締役監査等委員/トップ写真:左)の対談をお届けします。


プロフィール

島 理恵/Shima Rie
大学卒業後、専門商社や米系製造業にて経理職に従事。アディダスジャパン株式会社就業時、内部統制チーム立ち上げメンバーとして内部統制・監査職に転向。店舗監査、本社内部統制監査、リスク管理、BCP含む危機管理対応を経験。APACや独本社との意見交換を踏まえ統制構築・監査の高度化に携わった。その後、日産自動車株式会社内部監査室を経て、2019年9月、株式会社ビズリーチに入社。ビジョナル株式会社へ転籍後、2020年8月から内部監査室の室長を務める。


播磨 奈央子/Harima Naoko
2003年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、朝日監査法人(現・あずさ監査法人)へ入所。2007年、公認会計士登録。2008年、個人会計事務所を開設後、ジャパン・ホテル・アンド・リゾート株式会社(現・ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社)にて、アクイジション、ホテル経営会社管理統括、決算開示業務を経験。その後、日本環境設計株式会社及び株式会社キノファーマ社外監査役、アツギ株式会社社外取締役を歴任。2019年1月、株式会社ビズリーチ社外監査役、2020年2月、ビジョナル株式会社社外取締役監査等委員に就任。


新しい挑戦と更なる成長の機会を求め、Visionalへ。

──Visionalには、それぞれ豊富な経験を持つ多様なメンバーが集まっています。はじめに、お二人がVisionalへジョインした理由や背景について教えてください。

島:まずこれまでの経緯として、外資系企業の内部監査職では、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)のフレームワークや、そうした仕組みを重んじる監査の価値観を、実務を通して学んできました。一方で、組織が非常に大きいため、それほど大きな裁量は与えられていませんでした。

「これまで学んだことをもっと活かしたい」と葛藤していた時期に、Visional(当時:株式会社ビズリーチ)からお声がけをいただき、内部監査室立ち上げに携われる機会にとても惹かれました。

入社の一番の決め手は、面談をはじめとした選考プロセスでお会いした社員がとても魅力的で、シンプルに「一緒に働いてみたい」と思ったことや、私の意思を尊重したうえで、「組織・会社の更なる成長のために、持つ力を存分に発揮してもらいたい」という会社の想いが、ストレートに伝わってきたことですね。

また、変化を好機と捉え、成長のためチャレンジしてきたそれまでの私のキャリアを、とてもポジティブなものとして捉えてくれたのは、「変わり続けるために、学び続ける」というVisional Wayのバリューを大切にするVisionalならではだと思いました。

播磨:私は、それまで携わっていたベンチャー企業の監査役としての任期満了が近づき、次も監査役を続けるか悩んでいた頃に、南(壮一郎)さん(Visional代表)からお声がけいただいたことが、Visional(当時:株式会社ビズリーチ)に携わるきっかけになりました。

実際にお会いした際、南さんはビズリーチ創業の話や、数々の新しい事業についての話を聞かせてくれました。そのお話の中において南さんが大切にしていた「約束」という言葉や、「経営とは『願い』である」というお話が印象的で、直感的に心を動かされたのと同時に、この人はきっと信頼できる人だと思ったのを覚えています。

何より、変化と挑戦を続けるVisionalのスタンスが、自分の生き方と合っていると思いました。そして、「この会社なら、自分自身も更に成長できる」と確信して、監査役(監査等委員)のお話をお受けしました。

──実際にVisionalにジョインして働くなかで、どのようなことを感じましたか? お二人が気付いたVisionalの独自性などがあれば教えてください。

島:そうですね、それでいうと、Visionalにはポジティブな思考の方ばかりで、私たちの監査業務に対しても非常に協力的で、改善を前向きに捉えてくれる人が多いですね。課題を自分事化しながら、「価値あることを、正しくやろう」と考え、行動する社員が集まっているのだと思います。

あとは、スピード感が抜群です。監査で指摘してから改善までのスピードがとても速く、監査でヒアリングを受けて「あ、これ指摘になりそうだな」と感じたことについては、監査結果をお伝えする頃には既に改善されていたりします。これはとてもすごいことですよ。

播磨:島さんのお話に加えて言うのであれば、Visionalには、本質的な課題を問い続ける姿勢を持つ方がとても多いと思っています。これまでの常識や当たり前を見直しながら、それらを覆していく皆さんのエネルギーには驚かされます。

一見さらっとやってのけているように見えますが、その過程における皆さんの努力、情熱は、本当にものすごいエネルギーなんです。事業づくりを推進していくために必要なこと、その一つひとつに全力で挑む姿勢を日々の連携の中で感じています。


島理恵さん


Visional Wayの各バリューが浸透した組織文化。

──続いて、入社してから現在に至るまでを振り返って、Visionalで求められてきたご自身の役割や課題の変化などがあれば教えてください。

島:内部監査室の立ち上げ期に入社し、はじめは内部監査におけるPDCAを回すための機能面の確立が主な役割でした。

その後、現職の監査室長に就任し、現在は、リスクの高い領域における監査を優先しながら、同時に、「ヒト」「ジカン」の限りがあるなかでも監査を実施できるようにするためのデータ分析や点検の仕組みの確立を目指して試行錯誤しています。

播磨:私は、はじめ株式会社ビズリーチの社外監査役を担当していたのですが、2020年2月のグループ経営体制移行に伴い、複数のグループ会社が独立経営体制となったため、関与する会社の数が1社から複数社に増えました。

それは非常に大きな変化でしたが、その分コミュニケーションする方々が増え、企業や事業への理解が深まり、そうしていくなかでVisionalグループの皆さんとの関係性が構築されていくのを実感しています。

また並行して、内部監査室をはじめ様々な部署と連携しながら、証券会社や東京証券取引所の上場審査に対応すべく、社内体制の強化や社内における課題の解決に取り組んできました。

──2021年4月の上場は、監査チームにとって一つの大きな山場だったかと思いますが、上場前後における変化や、当時向き合っていた課題などがあれば教えてください。

島:投資家の皆さんの大事なお金をこの会社に投資しても大丈夫と思っていただけるよう、内部管理体制の監査にひたすら注力していました。

監査が漏れているエリアがないか、監査を通して浮き彫りになった問題点がきっちり改善されているかを確認しながら、各所と連携しつつ上場に向けて準備を進めていきました。

上場後の現在は、内部管理体制については、健康診断のように定期的に確認する項目と、M&Aや事業立ち上げにおいて新たに確認を進めなければいけない項目が同時に存在しており、リソースが限られたなかで効率的に監査するための方法を日々模索中です。
 
播磨さんとは、情報交換・意見交換を欠かさず綿密に行いながら、内部監査室だけでは思考が硬直化してしまう点について、監査等委員からの視点でいつもご相談に乗ってもらっております。それは上場後も変わることなく続いている関係ですね。

播磨:諸先輩監査役の方々から、「上場を果たした会社では、社内体制も一定程度強化され、監査役業務にも余裕ができる」というお話を伺っていたものの、Visionalグループにおいては、新しい事業の立ち上げやM&Aなどのイベントが次々と起きており、正直、余裕ができたと感じることは少ないです(笑)。ですが、これこそ私が期待していた環境で、こうした変化や新しい出会いを楽しみながら、日々業務に取り組ませていただいています。

三様監査(監査等委員・内部監査・会計監査人がそれぞれの立場で連携しながら監査を行うこと)という言葉もありますが、上場前も上場後も、内部監査チームとは、密に情報連携を行いながら、会社の取り組むべき課題を精査し、その解決に向けて協力し合っています。

──島さんが「Visionalの内部監査」として心がけていることや、働くなかで意識していることはありますか?

島:私は、Visionalの内部監査として、企業を守る・従業員を守ることを大前提に、将来的には、組織の価値向上へ貢献できるような監査を目指しています。

そのためには、本質的課題解決に繋がる指摘、その場限りの対処ではなく、将来を見据えて対策できるような有益な改善提案など、各カウンターパートの皆さんにも得るものがあったと思ってもらえる監査を心がけていますが、これは本当に難しいテーマだと思っています。日々、自分たちのスキルアップが欠かせないなと痛感しています。

また、日々Visionalで働くなかで、「価値あることを、正しくやろう」というバリューがとても浸透していると感じています。

内部統制においては、プロセスなどのハード面だけではなく、それを支える従業員の意識や企業文化などのソフト面も非常に重要な要素となります。Visionalには、このバリューが従業員の意識の土台として存在しているので、内部統制においてもとても良いことで頼もしく思っています。

「何をすることが正しいか?」「自分は企業から何を求められているか?」が明確になっている状態だと、従業員が望ましい行動をとれるようになるからです。

今後は監査を通しても、Visional Wayの各バリューが浸透しているか、意識してみていけたらと思っています。

──続いて、播磨さんが「Visionalの社外取締役監査等委員」として心がけていることについて教えてください。

播磨:取締役の皆さんが適切に職務執行をしているかをモニタリングするという本来の役割はもちろんですが、非常勤役員の皆様に、日々変わり続けるVisionalの情報を適切に届け、取締役会が正しく機能するよう働きかけることも重要な役割です。Visionalと社外の橋渡しのような役割ですね。

そうした役割を全うするために、取締役だけでなく、社内外の様々な立場の方々とコミュニケーションを取り、フラットな姿勢でいろいろな考え方に触れながら、公平な目で物事を見ることを心がけていますね。

また、先ほどの島さんのバリューのお話も、とてもVisionalらしさを表していると思いました。Visionalに携わる一人ひとりが、「価値あることを、正しくやろう」をはじめとする各バリューを意識しながら行動していると感じる場面が多く、今後、ますますこのバリューを軸に組織が良くなっていくのかなと思っています。


播磨奈央子さん


Visionalの成長を加速させるため、「変わり続けるために、学び続ける」。

──お二人は、日々いろいろな場面で連携する機会が多いと思いますが、お互いの印象について教えてください。

播磨:そうですね、上場という一つの山場を一緒に乗り切るために、すごく密にやり取りしながら、細部に至るまで語り合った記憶があります。こうしてご本人を前にしてお話しするのは恥ずかしいですが、そのようにして築くことができた関係はとても強いものだと思っていますね。

現在も、島さんには、日々の業務で直面する課題に対して、課題解決のための壁打ち相手になっていただいています。また、時に監査等委員会にご出席いただき、社外役員の方々へ社内の状況をご共有いただいています。社内と社外の橋渡しをするうえで、島さんにお力添えをいただくシーンはとても多いです。

また、世代的にも同世代で、島さんの穏やかで朗らかなお人柄もあって、本当に会話がしやすいんです。業務以外のプライベートの話や悩みもざっくばらんにお話ししたり。島さんは、私にとっての良き相談相手であり、役割は異なりますが、とても頼りになる同志のような存在です。

島:そう言ってもらえて嬉しいです。私にとっても播磨さんは、役割の違いを超えて頼り合える仲間、上場という一つの大きな壁を共に乗り越えた同志のような存在です。いつも勇気をもらっています。

優しく柔らかい雰囲気を持ちながら、経営メンバーにしっかりとご自身の意見を述べる播磨さんの姿には、尊敬の念しかありません。「私も見習わねば」と刺激をもらっています。
 
また、播磨さんのキャリアってとても豊かなんです。播磨さんは、女性の社外取締役、若き監査役など、私が今まで思い描いていなかったキャリアパスを切り開いていて、その意味で、憧れの存在でもあります。

監査という仕事のご相談だけでなく、同世代の女性としての生き方・働き方についても非常に学ぶべきところが多く、日々相談に乗っていただくことがとても多いです。

──ありがとうございます。続いて、お二人それぞれの現在のミッションについて教えてください。

島:内部監査室としては、上場後もあまりミッションは変わらず、Visionalをより良くするための内部統制が機能するように、監査活動を進めていくことです。組織や事業の成長や変化に合わせて、内部監査も絶えず柔軟に変化・成長をしていかなければならないと感じています。

Visionalは、まさに今、上場後の一つの変革期を迎えていると思っています。グループの拡大や各事業の成長などを背景としながら、組織体制の最適化に向けた検討が繰り返されており、また、子会社や孫会社のガバナンスなどにおいて、内部監査としてやるべきことや提案できることはまだまだたくさんあります。

その意味で、日々挑戦の連続です。失敗から学び、新しい解を見い出していく過程で学ぶことは非常に多く、これこそがVisionalで働く一つの醍醐味だと感じています。

播磨:上場会社となった今、監査等委員に求められている役割は少しずつ変わってきていると感じています。Visionalは、HR Tech領域のみならず、事業承継M&A、物流Tech、Sales Tech、サイバーセキュリティなど、テクノロジーの力を活用しながら次々と新しい領域における事業づくりに挑戦し続けており、今後もその分野は更に拡大していくと思います。

私のミッションは、監査の立場として守りのサポートをしながら、同時に、Visionalの成長をより加速させていくために、本質的な課題を見つけ、経営に警鐘を鳴らし続けることです。

いろいろな領域に携わるなかで様々な分野の方々と接点を持ち、多様な知識や情報に触れる経験は、自分にとって大きな財産になると思っています。だからこそ今後も、Visionalの成長のために、監査という枠にとらわれずに、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思っています。企業と一緒に成長できることは、本当に光栄なことです。

──お話を聞いていて、お二人の姿勢は、まさにVisional Wayの「変わり続けるために、学び続ける」というバリューを体現するものだと感じました。

島:ありがとうございます。Visionalにおいては、内部環境のみならず、外部環境も大きく変化し続けていきます。だからこそ、私たち自身もそうした変化に寄り添い、その時々ごとの的確な判断ができるように、日々学び続けることが大切だと思っています。

播磨:島さんがおっしゃる通りで、Visionalで働くうえでは、激しい変化に取り残されることのないように、情報を積極的に取りに行く姿勢が求められますし、新しい領域への進出によって、その業界における慣習や法律など、新しく学ばなければならないこともたくさんあり、本当に日々精進あるのみです。

──最後に、これからVisionalで働くうえでの意気込みをお願いします。

島:私は、これからもVisionalが連続・非連続の成長を実現していくことを確信していて、だからこそ、日々わくわくしながら監査業務に取り組んでいます。その成長過程で事業がスピードを緩めず「攻め」に集中できるように、これまで以上に、「守り」の部分で十分にお役に立てられたらと思っています。

播磨:Visionalは、新しい可能性を模索し続けていくなかで、10年後には今とは全く違う姿になっているのではないかと思っています。そうした大きな変化のなかで、誤った方向に会社が進むことのないように、見守り、時には是正を促しながら、監査等委員の立場で、Visionalの成長の過程をともに楽しみたいと思っています。


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この記事の執筆担当者

伊藤 友里/Ito Yuri
日本大学文理学部心理学科卒業後、株式会社ワコールに新卒入社。その後、JASDAQ上場の不動産会社、外資系IT企業の広報を担当。東日本大震災後、総合マーケティングコンサルティング会社にて、企業PR・ブランディングのコンサルタントを務め、2020年、株式会社ビズリーチへ入社。現在は、ビジョナル株式会社社長室グループコミュニケーショングループで、リスク・クライシスコミュニケーションを中心に、インターナルコミュニケーションなどグループのコミュニケーション活動を担当。


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