課題の本質と徹底的に向き合い、労働市場の変革に挑む。2024年ビジネス職サマーインターンシップ「ISSUE」を実施しました!
今年の夏も、Visionalグループ新卒採用活動の一環として、ビジネス職向けサマーインターンシップ「ISSUE」を開催しました。
「ISSUE」とは、4days、もしくは、2daysの期間の中で、「徹底的に、本質的。」をコンセプトに、「課題(=ISSUE )の特定」に向き合うプログラムです。
目の前にある多くの問題の中で、本当に解決すべき課題は何か。この課題設定こそが、ビジネスの本質であると我々Visionalは考えています。社会の課題の解決を起点に、新たな価値を生み出し続けてきたVisionalならではの実践型プログラムを通して、本質的な課題を特定する難しさや、リアルな事業づくりの魅力と奥深さを体験いただきたいと考え、このインターンシップを企画しました。
本記事では、濃密な「ISSUE」4daysの模様をレポートします!
労働市場の課題解決に挑戦する「ISSUE」4days
「ISSUE」4daysのテーマは、「労働市場におけるISSUEを特定し、株式会社ビズリーチの新サービスを立案せよ」。このテーマに対し、4〜6名のチームで取り組んでもらいます。
実際の社会にはどのような課題があるのかを捉え、その解決に真摯に向き合っていただきたいと考え、株式会社ビズリーチが事業を展開する労働市場における課題の特定、および、課題を解決するためのサービスの立案から実行までを、一気通貫で行う難易度の高いテーマにチャレンジいただきました。
Day1〜2:インプット&課題特定
広い労働市場の中から本質的な課題を特定するという非常に難易度の高いテーマのため、初日はまずインプットから始まります。
Visional流の事業づくりの方法、課題の特定方法など、半日以上かけてみっちりインプットします。また、サービス立案に向けて各事業の部長/室長へのヒアリングを行うなど、ただ話を聞くだけではないインタラクティブなインプットの場も多いです。それらの機会を通して、これから始まるワークに向けた下準備を整えていきます。
インプットが終わると、いよいよDay1の午後からチームに分かれてのワークが始まります。
ワークで最初に行うことは、労働市場における課題の特定です。広い労働市場の中で、本質的な課題はどこにあるのかを、事実と仮説を行き来しながら模索していきます。また、その課題を解決した際のインパクトの大きさや、社会の変化にも目を向けながら議論を進めていきます。サービス起案から考えるのではなく、課題の特定からワークを始めていくことで、より本質的な課題の特定に向けて純度の高いディスカッションを進めていくことができます。
また、Visionalのインターンシップでは、日々の業務をリアルに体感いただきたいという想いから、1チームにつき1名のメンターがフォローに入ります。メンターは評価者ではなく、学生の皆さんの成長を支える伴走者、かつ、共にテーマに取り組む仲間として、4日間フルコミットで一緒に議論を進めていきます。さらに、ディスカッションのフォローだけでなく、個人の成長にも寄与できるよう、毎日メンターとの個別フィードバック(デイリー1on1)の時間を設けており、より一日一日の成長を確実に感じることができる4日間になっています。
またDay2の午後には、課題特定にフォーカスした中間プレゼンを行いました。各チーム、ここまで考えてきた「労働市場における課題」と「その課題を解決した先の未来」についてプレゼンをしていただきました。
株式会社ビズリーチの各事業を牽引する審査員から直接フィードバックを受けたり、課題特定や事業立案に向けてのアドバイスをもらうことで、より本質的な課題特定に向けての気付きを得て、考えを深めていく機会となります。
Day3〜4:サービス立案
Day3以降は、いよいよサービス立案です。市場や競合の調査なども含め、本質的な課題の解決に向けて、リアルさも追求しながら新サービスを考え抜いていきます。
本質的な課題の解決に向けてどのような選択肢が考えられるか、複数の選択肢の中で最もクリティカルなものはどれか。最終的なサービスに至るまでに様々な観点で課題を深掘り、何度も仮説構築と挫折を繰り返しながら、選択肢を模索していきます。
Day2のフィードバックを受けて、「これは本当に本質的な課題なのか?」という問いに立ち戻りながら思考を進めるチームが多く、「誰の」「どんな」課題を解決すべきなのか、その課題を解決した先にどんな未来を描くことができるのか、を考え抜く学生の皆さんの姿が印象的でした。
Day4:経営メンバーへの最終プレゼン
Day4の最終プレゼンでは、4日間チームで考え抜いた課題と新サービスについて、直接、株式会社ビズリーチの経営メンバーにプレゼンいただきました。
最終プレゼンは、実際に社内で行われている事業起案コンペと同じように、経営メンバーと直接会話を重ねるディスカッション形式で進められます。本質的な課題を定義するまでのロジックや、課題が解決された際の社会的インパクト、サービスの実現可能性など、経営メンバーから鋭い質問が飛び交います。学生の皆さんが本気で考え抜いたからこそ、経営メンバーもリアルな目線で本気のフィードバックを行いました。
プレゼンの後に優勝チームが発表されましたが、優勝したチームもそうでないチームも、非常に晴れやかな顔を浮かべていたのが印象的でした。社会の課題と自分自身の限界に挑む、実りのある4日間になったのではないでしょうか。
4日間を終えた参加学生からの声
最後に、全てのプログラムを終えた参加学生からの声を紹介します。
4日間で取り組むには非常に難易度の高いテーマであり、かつ、4日間のうち半分の2日間を課題特定に費やすインターンシップは珍しく、学生の皆さんにとっては今までにない挑戦だったかもしれません。ただ、全員が最後まで徹底的に考え抜くことを諦めず、メンターやチームメンバーと共に最終日まで走り切った後には、多くの学びと成長が待っていたのではないかと思います。
参加いただいた学生の皆さんに、私たちが事業をつくる上で大切にしている「本質的な課題解決」や、課題を考え抜く難しさや楽しさが少しでも伝わっていたら嬉しいです。
サマーインターンシップは、来年度も開催予定です。ご興味をお持ちいただけた方はぜひ、27卒のサマーインターンシップでお待ちしています!
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