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ダイレクトリクルーティングを通じて、東海エリアに新たなチャレンジを。名古屋オフィスが実現を目指すミッションを語る。

この記事では、株式会社ビズリーチの名古屋オフィスについて紹介します。

名古屋オフィスは、東海エリアの企業様にダイレクトリクルーティングを広める役割を担う組織です。このエリアには、日本の基幹産業である製造業の企業様が多く集まっており、また近年は、産学官体制の支援によってスタートアップの企業様が新しく増え始めています。

今回、名古屋オフィスのオフィス長を務める藤井達也さん(後列・中央)にインタビューを行い、名古屋オフィスが掲げているミッションや今後の展望について聞きました。


プロフィール

藤井 達也/Fujii Tatsuya
岐阜県出身。新卒で入社した大手人材会社を経て、2014年に株式会社ビズリーチに入社。「キャリトレ」(2022年12月をもってサービス終了)の立ち上げメンバーとして、セールス&マーケティング部、カスタマーサクセス部を牽引。現在は、中部エリア推進部の部長として、東海エリアの企業にダイレクトリクルーティングを広めるべく、事業戦略の企画・立案から実行、メンバー育成、採用など、名古屋・静岡の2拠点の運営における業務全般を行う。


真のパートナーとして、東海エリアのお客様の事業・採用に伴走する。

──はじめに、株式会社ビズリーチにおける名古屋オフィスが担う役割について教えてください。

株式会社ビズリーチは「『キャリアインフラ』になる」というビジョンを掲げていますが、インフラを名乗る以上、東海エリアの企業様、求職者様にしっかり価値を届けることは必須になります。名古屋オフィスは、会社の大きなビジョンを実現する上で欠かせない大切な責務を担っている、という大前提がまずあります。

その上で、東海エリアの特性を踏まえた上で話を続けると、このエリアは、製造業、特に自動車産業の企業様が数多く集まっている地域で、高度経済成長期以降の日本の発展を支えてきた重要なエリアです。もちろん、他にも様々な業界の会社がありますが、製造業の会社が多く大きな存在感を誇っています。名古屋オフィスは、そうした日本の基幹産業を含めた東海エリアにどこまで大きなインパクトをもたらすことができるかというテーマに向き合っています。株式会社ビズリーチとしてキャリアインフラの実現を目指す上で、私たちが担う役割はとても大きいものであると僕は捉えています。

──そういった企業様がダイレクトリクルーティングを実現しながら自社に採用力を身に付けることができれば、巡りめぐって日本の社会に与えるインパクトも大きそうですね。

例えば、終身雇用、年功序列、新卒一括採用といった言葉は、今までの日本の雇用や働き方を象徴するものですが、それらはまさに製造業がここまで大きく成長を成し遂げられてきた所以だと思っています。一方で、強烈な外部環境の変化に伴い、現在そういった採用や働き方の在り方をいかに変えていくべきかと各社が声を上げ始めているところで、そうした企業様が変わっていくことで、日本に大きな変化がもたらされる可能性は大いにあると思っています。

──既にそれぞれの企業様の中に大きな課題意識があるということですよね。

そうですね。例えば、自動車産業における外部環境の変化を表す言葉として、CASEというワードがあり、これは、「Connected(インターネットとの接続機能)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Service(カーシェアリング)」「Electric(電動化))」の頭文字をとったものです。自動車産業では100年に1度の大変革時代と言われていて、そうした大きな変化の時代において、どのように経営の在り方を変革していくか、というテーマに、現在、各社が向き合っているという認識です。

──藤井さんは、名古屋オフィスで働き始めて4年半ほど経ちますが、この期間において、東海エリアのお客様と向き合う中で感じた変化などがあれば教えてください。

日々お客様と向き合う中で、先ほどお話ししたような時代の大きな変化を感じていますし、お客様自身が向き合う課題がより切実なものになっていると感じています。

採用という文脈において言えば、例えば2019年に、トヨタ自動車さんが、キャリア採用比率を大幅に引き上げる方針を発表したことが大きな話題になりました。また、採用だけではなく、入社後のオンボーディングから、いかに中長期的に活躍いただけるかという文脈においても、様々な企業様で新しい取り組みが見られ始めています。日本の一大産業における採用や働き方の在り方が、まさに今大きく変わろうとしていて、東海エリアは、その大きな変化のど真ん中なのだと捉えています。

また、実はかつてこのエリアは「スタートアップ不毛の地」とも言われていましたが、ここ数年でスタートアップ支援拠点の設立・開業が相次ぎ、産学官が連携してのスタートアップ支援の動きも活性化し始めました。まさに新たな時代に向け、東海エリアとしての盛り上がりを感じています。

──先ほど、株式会社ビズリーチのビジョンと紐付ける形で名古屋オフィスの役割について説明してもらいましたが、名古屋オフィス独自のミッションやテーマがあれば教えてください。

「ダイレクトリクルーティングを通じて、東海エリアに新たなチャレンジを」というミッションを掲げています。この「チャレンジ」という言葉には、事業の文脈と採用の文脈という2つの意味があります。

私たちが提供している「ビズリーチ」は、あくまでも採用のためのサービスではありますが、そもそも採用は事業が描く未来を実現するための手段です。だからこそ私たちは、単なる採用ツールのベンダーではなく、お客様の事業づくりの真のパートナーとして、その成長や挑戦を後押しできる存在でなければいけません。その上で、事業成長のための手段としての採用について、最適な手法で採用成功を後押しすることも私たちの大切な存在意義です。

──先日のVisionalのFY24上半期キックオフで、伊藤綾さん(株式会社ビズリーチ ビズリーチ事業部 ビジネス開発統括部 統括部長)が、「『お客様の本質的課題解決』を実現してこそ、私たちは、『ビズリーチ』をご利用いただいている採用企業様の真のパートナーになれる。」とスピーチしていたのを思い出しました。(詳しくは、こちら。)

先ほどのCASEの文脈に沿って言うと、今の市場環境がいつまで続くのかを考えた上で、「本当に今までと同じ形の採用を続けていていいのか」「事業の未来を見据えた時に、どのような採用の在り方を実現すべきか」についてお客様の目線で考える。そのようにして、お客様の本質的な課題を深ぼっていきながら、その解決を目指す。それこそが、私たちの本当の腕の見せ所だと思っています。


中部エリア推進部の表彰式を行った時の集合写真


大きな変化の時代の中で、採用や働き方の新しい可能性を追求していく。

──続いて、現在、名古屋オフィスが組織として向き合っている壁や、ブレイクスルーしたい点などがあれば教えてください。

1つは、テレビCMの効果もあり、東海エリアの皆さんに「ビズリーチ」を広く認知していただいているのですが、一方で、私たちが目指しているダイレクトリクルーティングが当たり前のものとして浸透した世界とは、まだまだ大きなギャップがあります。だからこそ、目の前のマーケットに向き合いながら、もっとダイレクトリクルーティングを啓蒙していく必要があります。

その上で必要なのは、先ほどの話にも通じますが、しっかりとお客様の事業の本質的な課題に踏み込んで提案していく力です。今以上にそうした提案をできる組織を実現するために、一人ひとりの成長はもちろんですが、私たちの想いに共感してくれるような方をこれからもどんどん新しい仲間として迎え入れていきたいと考えています。

もう1つが、特に製造業のお客様に関する話で、現地現物の考え方ではないですが、自らがその業界で働く経験をしていると、お客様の社内でどういうことが起きているのかを高い解像度で認識でき、もっと深く入り込んだ支援ができると感じています。現在の名古屋オフィスには、製造業出身のメンバーも増えてきており、より解像度高くお客様の課題を理解して本質的な提案に繋げていくために、製造業出身の仲間をこれからもっと迎え入れていきたいと思っています。

──これまでの話を聞いていて、総じて、名古屋オフィスでは、世の中に大きなインパクトをもたらすような非常に得難い経験を積むことができるように感じました。改めて、藤井さんの観点から、今、名古屋オフィスにジョインして働く意義、やりがいについて教えてください。

おっしゃっていただいたように、世の中にもたらすことができるインパクトの大きさは一つ挙げられると思います。ダイナミックな変化が起きている中で、そこには同時に新しい可能性が満ち溢れているはずです。そうした大きな変化の波の中で、日本の雇用や働き方の歴史が変わる場に携われることは、今、名古屋オフィスで働くからこそ感じられるやりがいだと思います。また、新しい可能性を追求するワクワク感や面白みも味わえるのではないかと思っています。

自動車産業における変化の波の例を一つ挙げると、EV化が進むことによって、これまで担ってきた役割や機能が大きく変わると言われています。そうなると、従業員にとっては学び直し、企業にとっては最適な配置転換といった新しいテーマが立ち上がってきます。

──今回は企業観点の採用の話がメインでしたが、今挙がったテーマは、まさに、キャリアインフラや、「HRMOSタレントマネジメント」の話と通じるものですね。「ビズリーチ」サービスだけでなく、株式会社ビズリーチとして、世の中に提供できる価値は大きいことを改めて実感します。

実際に私たちは、HRMOS事業部とも密に連携しながらお客様に向き合っています。「ビズリーチ」「HRMOS」「ビズリーチ・キャンパス」を運営する株式会社ビズリーチだからこそ、お客様に提供できる価値は広がると思っていますし、キャリアインフラを実現するために、引き続き会社一丸となって挑戦し続けなければならないと思っています。

──最後に、この記事を読む未来の仲間へメッセージをお願いします。

会社やサービスの知名度は高まってきていますが、先にしっかりとお伝えしておかなければいけないのが、名古屋オフィスは、従業員数を含めて急成長を続けているため、正直、組織としての仕組みが追いついていないところがまだまだあります。また、これからもこの会社、および、名古屋オフィスは絶え間なく変わり続けていくと思うので、もしかしたら、いつまでもそうした急激な変化・成長に仕組みが追いつくことはないかもしれません。

ただ、そうした環境を前向きに捉えながら前進できる方であれば、大きな変化の中でたくさんの成長や挑戦の機会を手にすることができるはずです。私たちは、そうしたポジティブなパワーをお持ちの方とぜひ一緒に働きたいなと思っています。


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この記事の執筆担当者

松本 侃士/Matsumoto Tsuyoshi
1991年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2014年、音楽メディア企業に新卒入社し、音楽雑誌・ウェブサイトの編集や、採用などを経験。2018年、株式会社ビズリーチへ編集者として入社。現在は、ビジョナル株式会社の社長室で、Visionalグループ全体の採用マーケティング施策などを担当している。


「All Visional」Twitterは、こちら


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