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家族に、Visionalを知って・学んで・つながってもらう! 新しい渋谷オフィスで初開催した「ファミリーデイ」について紹介します。

こんにちは。株式会社ビズリーチ・ビズリーチ事業部・営業推進部の瀬戸です。

Visionalでは、11月23日(土)に「Visional Family Day」(以下、ファミリーデイ)を開催しました。ファミリーデイは、社員の家族を会社に招いて行う社内イベントです。社員の家族の皆さんに、「Visionalの仲間や雰囲気を知って、親しみをもってもらいたい。」という想いで、所属組織の垣根を越えて有志メンバーが集まり、企画がスタートしました。

この記事では、ファミリーデイを開催するに至った経緯や企画に込めた想い、当日の模様についてお伝えします。


5年ぶりの開催に至るまでの経緯&運営メンバーの想い。

遡ると、5年前に、第1回「ファミリーデイ」を渋谷クロスタワーで開催しました。私自身も3歳(当時)の息子を連れて参加しました。当時の息子の年齢では、その時どんなことをしたかを具体的には覚えていないと思いますが、その後も何度も「僕ってママの会社の中に入ったことあるんだよね。」と嬉しそうに話す息子を見るたびに、「またあんなイベントがあったらいいな。」と、参加者気分でイベントの復活を期待していました。

そんな中、転機となったのが、子育てをしながら働く女性社員を中心とした社内コミュニティ「ママリーチ」で、「5年ぶりに、渋谷の新オフィスでファミリーデイをやりたいです! 誰か一緒に実行委員やりませんか?」と発信があったことでした。社内イベントに参加する時はいつも参加者という立場でしたが、5年前の恩返し、そして、親子にとって思い出となる体験を他の社員とそのご家族・パートナーの皆さんに提供できたらと思い、「実行委員、やります!」と立候補をしました。

実行委員は、「ママリーチ」、子育てをしながら働く男性社員を中心とした社内コミュニティ「パパリーチ」所属メンバーを中心とした計14名。子育てしながら働く社員だけでなく、「入社したばかりで、会社のことをもっと知りたいから。」「デザインの力がきっと必要だと思うから。」などの想いを持った社員が、所属する会社・事業部・組織の垣根を越えて続々と集結しました。また、前日・当日のボランティアスタッフも含めると、その人数は計36名にものぼりました。

開催前夜の模様。
小さな子供が入ると危険なところを
風船でガードしながら、楽しさを演出。
膨らました風船の総数は850個!

今回、「5年ぶりにファミリーデイを開催しよう。」と声を上げた小田絢美さん(ビズリーチ事業部・クライアントセールス部)、そして、パンフレットやノベルティ、フォトブースなどのクリエイティブ制作をリードした梅林千恵さん(ビズリーチ事業部・カスタマー統括部・コミュニケーションデザイングループ)からコメントをいただきました。

──小田さんが「5年ぶりに、渋谷の新オフィスでファミリーデイをしましょう。」と起案した背景には、どんな想いがあったのですか?

小田:「ママリーチ」メンバーとランチをしていた時の会話がきっかけです。働くママ、そしてパパと話していると、「いつも時間に追われている。」という話によくなります。私は子供が1歳になったタイミングで復職し、それから約1年が経っていましたが、以前に比べると業務後に飲みにはなかなか行けなかったり、子供が突然体調を崩して仕事を中断せざるを得ないこともあり...、気付けば、会社のいろんな仲間と楽しむ時間が減ってしまっていると感じていました。皆さん一生懸命仕事をして、慌てて子供の迎えに帰宅する日々の中で、「Visionalで働いていてよかった!」と思える機会をつくりたいと考えた時に思いついたのが「ファミリーデイ」の開催でした。

ママもパパも、仲間のご家族と交流する機会を通して、「大切な家族がいる、そして、働く仲間がいる。頑張ろう!」って気持ちになったら嬉しいですし、参加してくださったご家族がVisionalで働くママやパパ、パートナーを応援したくなってくれたら幸せです。

──梅林さんがファミリーデイの実行委員に手を挙げた理由について教えてください。

梅林:理由は二つあります。一つは、このイベントを実施するにあたって「デザインの力が必要になるな。」と思い、運営側にデザイン職能の人がいたほうがよりスムーズに進むだろうと思ったからです。もう一つは、自分の子供も連れていく予定だったので、子供にとって「ママの会社に行く」ことを通じて、「働く」ということがより身近に感じてもらえる機会になるのではと思い、その場を創りたいなと思ったからです。

「娘たちに自分の仕事に少しでも興味を持ってもらえたらいいな。」という気持ちもあったので、当日、娘たちが、また、来てくださった皆さんが、デザインチームのみんなで作ったクリエイティブを見て楽しんでいる姿を見て嬉しくなりました。

デザイナーチームが
今回のファミリーデイのために作った
数々の制作物(一部抜粋)。


様々な仲間を巻き込んで作り上げた、Visionalらしさを楽しんでもらう場。

実行委員による話し合いを通して、今回のファミリーデイは、ご家族・パートナーの皆さんに、Visionalの仲間や雰囲気を知っていただき、また、他の社員やそのご家族・パートナーの方との交流を通してVisionalのファンになっていただくことを目的として、「家族に、Visionalを知って・学んで・つながってもらう!」をテーマに開催することが決まりました。

しかし、いざ、Visionalのことを、家族・パートナーの皆さんに知ってもらうためのコンテンツを考えようにも、Visionalが提供するサービスは、ビジネスパーソン向けのものが多く、子供が楽しく理解するのが難しい領域です。

オフィスに来ていただき社内を見学いただくだけでも、普段できない貴重な機会にはなりますが、一つでも多くの「興味」や「親しみ」をVisionalに感じていただくためには、何を提供したらよいか?について、開催まで2ヶ月を切った中、実行委員で議論を重ね、グループ内の様々な仲間を巻き込みながら準備を進めていきました。

巻き込み先の1つが「部活」です。Visionalには、グループ内コミュニケーションの活性化を目的とした「部活動支援制度」というものがあり、スポーツ系や文化系をはじめ計30近くの部活があります。今回は「人狼部」「ポケカ部(ポケモンカード部)」の部員に協力してもらい、子供たちに遊んでもらうためのブースを用意してもらいました。

また、梅林さんたちに、ファミリーデイを盛り上げる3匹のオリジナルキャラクター(ビジョン/インパクト/アクセル)を生み出してもらいました。当日、多くの参加者から「かわいい!」という声が寄せられました。それだけでなく、私たちが大切にしているVisionalのグループミッション・バリューを、ゲストの方々に自然と知っていただくための役割も担ってくれました。

この先もVisionalのファミリーデイの
シンボルになることを想定し、
それぞれのキャラクターの設定を決めていきました。

デザイナーとしてオリジナルキャラクターの制作をリードした梅林さんに、3匹のキャラクターに込めた想いを伺いました。

──それぞれのキャラクターに込めた想いを教えてください。

梅林:「Visionalのことを知ってもらいたい。」「身近に感じてファンになってもらいたい。」という目的を達成するためには、何かキャラクターがいたほうがいいだろうなと漠然と考えていました。

5年前に実施したファミリーデイの際のモチーフもあったのでそれを活用しようとも思ったのですが、当時は株式会社ビズリーチとしての実施だったので、キャラクターに込めた想いのようなものが現状と合わなくなっていたこともあり、思い切って作り直すことを決めました。

自分のチームで、キャラクターを作る有志メンバーを募ったところ、数名が挙手をしてくれたので、みんなでアイデアを出し合い、運営メンバーの意見も取り入れながら、ビジョン、インパクト、アクセルという3匹のキャラクターが誕生しました。

ご家族にVisionalに興味を持ってもらったり、社員にグループミッション・バリューを思い出してもらうきっかけになったらいいなと思い、キャラクターのネーミングや性格などはVisional Wayにちなんだものにしています。

※オリジナルキャラクター誕生までの経緯の詳細は、後日、「Visional Designer Blog」で公開する記事で紹介予定です。


オリジナルキャラクター入りの会場マップ。
子供も大人も、自分のペースで
楽しく過ごせるようコンテンツを準備。


各ブースの様子

ここからは、ファミリーデイ当日の模様をお伝えしていきます。

受付では、大人にはパンフレットとトートバッグを、
子供には風船・名刺・シールをプレゼントしました。
初めての名刺作成。
自分で作った名刺を持って、
ビズリーチ社長・酒井さんとの名刺交換に挑戦!
アップサイクルコーナーの洋服やおもちゃには、
「提供者」のお名前タグを添えて、
社員同士の交流の機会をつくりました。
オリジナルキャラクターが
楽しさを演出してくれた軽食コーナー。
人狼部は、子供が楽しめるカードゲームを用意し、
初対面の子供たち同士が一緒に遊ぶ場を提供。
大人気で部屋の外まで行列ができた
ポケカ部コーナー。
エンジニアの社員が講師を務めた
「プログラミング体験」も大人気。
クイズ大会では、
「Visionalがこれまで行ったことがある社内イベント」や
「Visional代表・南さんのニックネーム」などの問題を出題。
Visionalの歴史コーナーでは、
サービスの年表や思い出の写真を掲出しました。
「お仕事インタビュー」を通して、
様々な仕事を子供たちにわかりやすく紹介。
「履歴書づくり」や
「お仕事インタビュー」に挑戦した小学生の皆さん。
アクティビティコーナーの輪投げに何度も挑戦。
帰る頃には輪投げ名人に!
フォトスポットで
オリジナルキャラクターと一緒に記念撮影。
「出入り自由」にはしていたものの
最後まで居続けてくれた方が多く、
集合写真はフレームに収まり切れない人数に。


参加者アンケートより

参加者の皆さんに回答していただいたアンケートから、コメントを一部抜粋して紹介します。

・1歳半の息子同伴だったので30分いられたらいいかなと思ってたのですが、2時間も滞在してしまいました! 最高に楽しかったようで、最後は息子を無理やり引っ張って帰宅しました...! 準備、片付け何もできずただ楽しませていただき(><)もう少し子供が大きくなったら、運営側に回って恩返しできたらと思います。

・オリジナルグッズや会場の設営、コンテンツの企画など細部にこだわりを感じました! 本当に大変だったと思います。感謝です! 子供が「とても楽しかった。」「また行きたい。」と言っていたので、来年の開催も今から楽しみにしてます!

・いつも「ちゃんと仕事してんの?」と妻から言われておりますが、ファミリーデイに家族みんなで参加したら「良い会社だね!」と言ってもらえて信用貯金が上がった気がします。10歳の息子も最初は恥ずかしがっていましたが、とても楽しかったようです。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

・子供が楽しんでおりました。何より、親がどこで仕事をしているかのイメージが持てたのかな。(トイレがめっちゃきれいと言ってました。笑)7歳なので、まだあまりレジュメや名刺についてはよく分かっていませんでしたが、雰囲気を楽しめたようです。あと、風船、喜んでました。グッズ(キャラクター)も可愛かったです。

・子供も両親もとても楽しんでくれて最高のイベントでした! アップサイクルでいただいたものも子供がとても気に入ってくれています。来年もあったらぜひ参加したいです!

・参加した子供(8歳)がとても喜んでおり、プログラミング・仕事のこと・会社のこと・社会のことへの興味も大きくなりました。社員のパパやママとしての顔を見れたのも良い機会でした。子供が「次はいつやるの?」と次回も参加する気満々ですので、もし機会があり、可能でしたらできる限り私もお手伝いさせていただきたいです。


イベントを終えて

有志で集まった実行委員だけでなく、直前の呼びかけにもかかわらず急遽協力してくれたボランティアスタッフや各部活の部員の皆さんのおかげで、たくさんの社員とそのご家族・パートナーの方々の笑顔を見ることができました。

何より、「次は自分も企画・運営を手伝いたい。」と思った社員が多くいた点も、このイベントの特長のように思います。本イベントの参加を通じて、普段の業務では直接的に携わらない仲間の様々な表情を見て、「自分がVisionalで働いている意味」を改めて感じてもらえていたら嬉しいです。

最後に、ファミリーデイ開催の全体進行を務めた森安さん(人事本部・組織開発グループ)に、今後に向けた抱負を伺いました。

──今後に向けた抱負について教えてください。

森安:今回、東京の渋谷オフィスでは5年ぶりの開催でしたが、その間、名古屋や大阪では、現場ベースでファミリーイベントが行われていました。それぞれの自主性を大切にしながらも、組織開発グループとして、良い事例やノウハウを展開し、支援していきたいと考えています。今回、デザイナーの皆さんの力も借りて、ファミリーデイのオリジナルキャラクターが生まれたので、他拠点でもうまく活用し、Visionalとしての一体感を出していけたらと思います。

また、ゆくゆくは、対象をパートナーや子供、両親、兄弟・姉妹といった狭義の「家族」だけでなく、「社員の友人」や「OG・OB」などにも広げて、社員やVisionalにとって大切な人たちみんなを巻き込んでいきたいです。社員自身には「Visionalへ入社してよかった。」と思ってもらい、周囲の方々から「Visionalで働いてるっていいね。」と思っていただけることが、多様で素敵な仲間が集まる組織づくりに繋がると思います。


実行委員とそのご家族・ボランティアスタッフで
撮影した集合写真。


「家族に、Visionalを知って・学んで・つながってもらう!」をテーマに開催した今回のファミリーデイ。これまで普段の業務では、オンラインでしかコミュニケーションしたことのなかった社員同士が初めてオフラインで顔を合わせる場になったり、社員の子供同士が楽しく遊んだり…、たくさんの新しい「つながり」を目の当たりにすることができました。また、ファミリーデイが終わった後も、アップサイクルのお礼メッセージをSlackでもらったり、その後も「つながり」が続いていることを実感しています。

次回は、さらに様々な社員・ご家族の方々に楽しんでいただけるようなイベントにしたいと思っています。早くも、次回の企画のことを考えながらわくわくしています!


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この記事の執筆担当者

瀬戸 香菜子/Seto Kanako
日本女子大学を卒業後、人材派遣会社に営業職として入社。その後、リサーチ会社で調査業務に従事。2018年2月に株式会社ビズリーチへ入社。ビジネスマーケティング部や組織戦略室などを経て、現在は「ビズリーチ」をご契約中の企業様へ向けたサービス支援の企画・推進を担当。


この記事のコメント担当者

小田 絢美/Oda Ayami
早稲田大学を卒業後、大和証券株式会社、株式会社リクルートキャリアを経て、2013年10月、株式会社ビズリーチに入社。第一子の出産を経て、2023年5月に復職。現在、ビズリーチ事業部・クライアントセールス部にてマネージャーを務める。社内コミュニティ「ママリーチ」にも運営メンバーとして携わる。

梅林 千恵/Umebayashi Chie
宮城大学を卒業後、Web制作会社でサーバーサイドエンジニアとしてキャリアをスタート。2015年2月に株式会社ビズリーチにフロントエンドエンジニアとして入社。2021年4月に2度目の育休から復職。現在は、ビズリーチ事業部における求職者様向けのマーケティングを担当するデザインチームのマネージャーを務める。

森安 亜美/Moriyasu Ami
広島大学を卒業後、株式会社スターフライヤーにて、広報や経営企画を経験。その後、2022年9月、株式会社ビズリーチに入社。ビズリーチ事業部の組織開発に携わった後、現在は、人事部・組織開発グループにて、全社の組織開発に従事。主にキックオフの企画運営や、株式会社ビズリーチで定めている行動規範「7つのプロフェッショナリズム」の推進、DEI推進などの企画運営を担当。


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